ラッパー同士のブロマンス「ガリーボーイ」ネタバレ感想レビュー

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「ガリーボーイ」 あらすじ

ムンバイの貧しい家庭で生まれ育った青年ムラド。
両親は彼を大学へ通わせるため
一生懸命に働いているが、
そんな親の思いを知る由もなく、
ムラドは悪友と車上荒らしに手を染め、
医者の父を持つ身分違いの彼女と
内緒で付き合っている。

自分の人生を半ば諦めて生きてきたムラドだったが、
大学構内でフリースタイルラップの
パフォーマンスをしていた
学生MC Sherとの出会いをきっかけに、
ラップの世界にのめり込んでいく。

親からの反対や友情、
恋など様々な葛藤を抱えながらも、
フリースタイルラップの大会で
優勝を目指すムラドだったが……。

「ガリーボーイ」 作品情報

作品名

ガリーボーイ

監督

ゾーヤー・アクタル
(『チャンスをつかめ!』『人生は二度とない』)

脚本

リーマー・カーグティー

主演

ランビール・シン
シッダーント・チャトゥルベーディー

配給

ツイン

傾向チャート

コミカル←|―|―|―|●|―|→シリアス  
演技重視←|―|―|●|―|―|→見目重視
台詞重視←|―|●|―|―|―|→画図重視
けんぜん←|●|―|―|―|―|→えちえち
さわやか←|―|―|●|―|―|→じめじめ
現実主義←|●|―|―|―|―|→非現実的 実話に基づいたストーリー
特殊設定←|―|―|―|―|●|→王道設定

「ガリーボーイ」 登場人物まとめ

ムラド

#黒髪 #長身 #筋肉質 #大学生 #長男 #歳の離れた弟 #複雑な家庭 #父の愛人と同居 #スラム街 #貧乏 #車上荒らし #ラッパー #成り上がり #お人好し #平和主義 #内気

「言い訳するな」
「俺は何もあげられない」
「大勢の前じゃ無理だ 落ち着かない」
「子供を巻き込むな 恥を知れよ」
「親父! お袋に手を出すな やめろ 暴力はよせ 分かったな」
「俺が死んでも動画が残る それだけの価値が俺にある」

出典:ゾーヤー・アクタル『ガリーボーイ』(ツイン、2019年)

MC シェール(シュリカント)

#黒髪 #長身 #筋肉質 #タトゥー #長男 #歳の離れた弟 #大家族 #スニーカー愛好家 #面倒見がいい #兄貴肌 #男前 #やんちゃ

「お前らに嫌われたものは黙れって? それじゃ俺が演る 聞いて判断しろ」
「落ち着き払った奴が ラップするか?」
「肩肘はるな お前は胸に嵐を秘めてる」
「いい服だ お前らしい」
「どうした? 半ベソかいて 泣くな」

出典:ゾーヤー・アクタル『ガリーボーイ』(ツイン、2019年)

「ガリーボーイ」 起承転結ネタバレ

ムンバイのスラム街で生まれ育ったムラドには、9年間付き合っている恋人のサフィナがいる。彼女は医者の娘で、身分違いの恋ゆえ、交際は隠していた。大学へ向かうバスの中で待ち合わせる日々。大学の文化祭でパフォーマンスしていたMCシェールに魅了されたムラドは、彼が参加しているセッションへ訪問。作詞の腕を見込まれ、意気投合する。そんなある日、ムラドの父親が足を骨折してしまう。ムラドは代理として仕事を受けることになった。日中は大学へ行き、夜は富裕層を送り迎えする運転手だ。

スラム街と富裕層のパーティーを往復する中で、ムラドは一つの曲を作り出した。それをMCシェールに披露すると、録音と撮影をしてYoutubeにアップすることになった。コメントの中に「作詞はいいけどグルーヴがダサい」とあり、その人物とコンタクトを取ると、音楽学校に通う女生徒だった。2曲目は、彼女から補助金をもらい、MCシェールと2人で撮影と録音に踏み込んだ。再生数は徐々に上がってゆく。女生徒は音楽への造詣も深く、美人かつ刺激的で、ムラドは浮気をしてしまう。

ムラドは3つのトラブルを抱えてしまう。1つ目は、浮気が発覚したこと。それが原因で、恋人が浮気相手をビンで殴り、あやうく失明しかけた。あまりの横暴さに別れ話をしたが、9年交際しただけに情が残っている。2つ目は、ムラドの両親が喧嘩し、母と弟と共に家を出ていかなければならなくなったこと。主に父の収入で生活していたため、今まで以上の貧乏生活を強いられた。3つ目は、ラップバトルの開催日が出社日と被っていること。社長に諦めろと諭されたが、ムラドは会場へと向かった。

一次予選で勝ち残ったムラドと、敗退したMCシェール。シェールは快くムラドを応援してくれた。二次予選が始まる前、サフィナと復縁。一方で新たなトラブルも抱えていた。共に車上荒らしをした親友が、一人だけ逮捕されてしまったのだ。ムラドはラップバトルで勝利し、釈放金を得ることを約束。最終戦のステージへ上がるが───

続 き は 本 編 で !
(エンディングの種類:ハッピーエンド)

「ガリーボーイ」 感想

起承転結ネタバレにもありますが、
本作はブロマンス描写が少し薄めです。

ムラドはヘテロですし、
サフィナ(9年間付き合っている恋人)と
スカイ(浮気相手)との
ラブシーンが多く登場します。
MCシェールも素敵なガールフレンドがいます。

本命のサフィナ、
どうしても最後まで好きになれないというか
「いや、スカイにいっといたほうが絶対ええで」
となるような子です。

サフィナのモヤッとする部分はこんなところ。

  • 彼氏にメールで告白した女の子に対し、タコ殴り。
  • 彼氏が手を出した浮気相手の女の子に対し、頭をビンで殴る。
  • 父親が自分に甘いことを知っており、父に甘える。
  • 親に買ってもらったタブレット(高級品)を彼氏にあげて「なくしたから買って」と言う。
  • 彼氏の友人を脅して、ヨリを戻そうとする。
  • 自分が有利になるために、いくらでも嘘をつく。
  • 嘘をついたのは周りが悪いと開き直る。

モヤッとするというか、
単純にサイコなんです……。

見た目と家柄以外に取り柄がまったく見えない子で、
「ムラド、お前のそれは愛じゃなくて情だ」
とツッコミたくなってしまう。
外野から見ると
「スカイと一緒にいたほうが絶対いいぞ」
となるのですが、実話に基づいたのなら仕方がない…!

MCシェールがかっこよすぎて
(見た目も精神もやることも)
推せます。

予告映像と本編の視聴はこちら