のんびりスローライフブロマンス「カントリー・ダイアリー」ネタバレ感想レビュー

受「宇佐くんのせいで
  昨日は寝れなかったです
攻「怪談苦手なくせに聞きたがるから」

作品名
カントリー・ダイアリー 
作者名
イシノアヤ 
レーベル
EDGE 
あらすじ
ニッポンの男子、田舎で暮らす。
ひとりきりで 北国にやってきた胡桃澤さん。
畑を耕し、 マイペースに 自然の息吹を楽しむ日々。職人の宇佐くんと 土地の人たちに支えられた、あるがままの ネイチャー・ライフ。

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傾向チャート

コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|―|●|―|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|―|●|―|→表情重視
けんぜん←|●|―|―|―|―|→えちえち
さわやか←|●|―|―|―|―|→じめじめ
現実主義←|●|―|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|―|●|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

攻め情報

宇佐 義市
 #茶髪 #長身 #筋肉質 #大工 #家具職人 #面倒見がいい #料理上手 #兄貴肌 #男前 #照れ屋 #人気者

「西の山に雲掛かってれば雨なんだ 人の話聞けよっ」(春夏92ページ)
「いーよ俺が勝手に作ったんだしそれ機材だし えーじゃあ引っ越し祝いってことで だいぶおせェけど」(春夏123ページ)
「野菜より肉だろ」(春夏192ページ)
「〜〜〜〜あんたがやるんだよっ」(秋冬21ページ)
「機嫌直して先生 これで天ぷら作ってやるし」(秋冬51ページ)
「ここんとこSNSアップしてなかったからよォ なんにも動きがねえと心配になるじゃん」(秋冬96ページ)

出典:イシノアヤ『カントリー・ダイアリー』(茜新社、2018-2020年)

受け情報

胡桃澤 淳之介
 #黒髪 #小柄 #華奢 #細身 #めがね #自給自足 #元教授 #天然 #ゆるふわ #一生懸命 #素直

「わたくし先日引っ越して参りました 田舎の暮らしに慣れておりませんので いろいろ教えていただけると うれしいです」(春夏20ページ)
「お天気相手っていうのはなかなか 計画どおりには運ばないもんです…」(春夏80ページ)
「……これがオクラの花…!! …初めて見ました…へええええ……うす黄色で……可憐だなぁ…」(春夏148ページ)
「宇佐くんて…僕のこと食べ物で釣れると思ってるところありますよね」(春夏54ページ)
「…? 僕はいつも本気ですよ?」(秋冬127ページ)
「宇佐くんに助けられて 僕の田舎暮らしはなにひとつ不自由することなく、とても快適になりました」(秋冬155ページ)

出典:イシノアヤ『カントリー・ダイアリー』(茜新社、2018-2020年)

攻めと受けの対比

年齢:攻<受
身長:攻>受
体格:攻>受
階級:攻=受
立場:攻=受

起承転結ネタバレ

登場する動物
 にわとり
 カエル
 シベリアンハスキー「さやか」

起(春から夏へ)

とある田舎町。
目をつけていた物件に
誰かが入居してきたという話を聞き、
どんな人物か見に行った宇佐(攻)。

そこには若い男・胡桃澤(受)が
一人で暮らしていた。
少し天然ではあるが、
やる気のある彼に好印象を持ち、
宇佐は面倒を見ることにした。

胡桃澤の住む家は、
やや老朽化しており、
ところどころ直さなければ
ならない箇所があった。

大工である宇佐は、
少しずつ修復しながら、
胡桃澤が畑で育てた
野菜を一緒に食べたり、
町案内をしたりして
交友関係を深めてゆく。

承(春から夏へ)

胡桃澤が
年下だと思っていたら
年上だったことや、
元教師と聞いて小学校を
思い浮かべていたら
大学の教授だったことなど、
意外な発見をする中で、
宇佐は興味を増してゆく。

一方の胡桃澤も、
料理やタイル貼り、
雨が降る前兆、
山の中で食べられるものなど、
自分が知らないことを
知っている宇佐を尊敬する。

やがて
気軽に寝泊りするほどの
仲になったふたり。

そこへ、
胡桃澤の元教え子が訪れる。
彼は胡桃澤を連れ戻しに
やって来たのだが、
大学にいたころよりも
生き生きとした胡桃澤に
安心と落胆をして帰宅。

転(秋から冬へ)

季節は変わり、秋に。
夏は畑で採れた野菜を
食べていた胡桃澤は、
山へアケビや栗、
キノコなどの
あたらしい美味に触れる。

さらに初めての稲刈りや
運転免許の取得、
マイカーを購入するなど、
大学教授をしていた頃は
したことがなかった
色々な体験をし、
田舎町へと馴染む。

その傍らには、
いつも宇佐がいた。

ある日、胡桃澤が
ひどい風邪を引く。
運悪く、携帯電話が水没して
誰とも連絡が取れなくなる。

このまま一人で
死んでしまうのでは…
と不安に思っていたところ、
宇佐が訪問する。

結(秋から冬へ)

家の修繕以外では
呼び出してはいけないと
思っていた胡桃澤へ、
宇佐は優しい言葉を
投げかけてくれる。

宇佐が料理をする
優しい音を聞き、
安心して深い眠りについた。

季節は、まもなく冬。
家の修繕も終盤を迎え──

続きは本編で!
(エンディングの種類:ほのぼのハッピーエンド)

500字感想

漫画なのに匂いがする
とても癒される田舎の風景と共に、
春夏秋冬の野菜や果物、
山中の草花が
瑞々しく描かれていて、
まるで空気に触れているかのよう。

胡桃澤と宇佐について。
相手への敬意とか、
じわじわと
親しくなってゆく過程とか、
尊い部分が、たくさんある。

今書いてて思いましたが、
この2人のキーワードは
「他人への敬意」だなと思います。

胡桃澤って
「東京からやってきた
 田舎暮らしに憧れている
 どこか鈍臭い男」
でもあるんですけど、
宇佐は見下したりしません。
「やる気はあるんだよな」とか
「話聞けよっ」とかは言うけど、
胡桃澤が下手くそな薪割りや
タイル貼りをしても、
やさしく教えたり、
穏やかに見守ったりする。

胡桃澤も、
宇佐が教えてくれた
田舎の豆知識を
素直に褒めたり、
尊敬する言葉を口にする。
互いに認め合っているのが
とても微笑ましいです。

イチャイチャあまあま、
みたいなことは一切なく、
「二人でいることが、
 なんだか当たり前」
な感じの2人です。

なのでエロどころか
キスもないんですが、
この心がポカポカする
すばらしい漫画。

ノンケの男にも読んでもらいたい。
本当に万人へオススメな、
スローライフ漫画です。

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