魔法学校で猫耳の呪い!?「猫と魔法はキスでほどける」ネタバレ感想レビュー

受「あ ヤキモチ?」
攻「そうだ」

作品名
猫と魔法はキスでほどける 
作者名
玉川しぇんな 
レーベル
花音コミックス 
あらすじ
魔法学校のさえない学生ルーカス、ある朝起きたら猫耳としっぽが生えていた!
強力な呪いに太刀打ちできないルーカスは、幼なじみの生徒会メンバー、ディランに協力を仰ぐ。
ディランは幼少のころとは変わって冷たく傲慢な態度だが、何かと気にかけてはくれる。
調べていくうちに判明したのは…呪いを解くには「男とセックス」するしかないこと。
ディランは「その魔法、俺が解いてやる」と言い放って──!?

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傾向チャート

コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|●|―|―|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|●|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|―|●|―|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|―|―|―|●|→非現実的
特殊設定←|―|―|●|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|―|●|―|→受の良さ

攻め情報

ディラン・バーナード
 #黒髪 #長身 #細身 #顔がいい #高等学校 #生徒会 #エリート #俺様 #一途 #衝動的 #ヤリチン #ゲイ

「そんなガキみてーな遊びばっかしてっから その顔でまだ童貞なんだ」(11ページ)
「誰にでもこうなんだアイツ すまない…俺から言っておく」(46ページ)
「レベル低いのとばっかつるんでんじゃねえよ」(88ページ)
「俺が勝手に好きになったんだ 分かってるよ でも仕方ねーだろ好きなんだから」(111ページ)
「綺麗だルーカス 想像の何倍も…」(136ページ)
「やめろ…涙腺がいかれる」(154ページ)

出典:玉川しぇんな『猫と魔法はキスでほどける』(芳文社、2018年)

受け情報

ルーカス・ホランド
 #茶髪 #小柄 #細身 #かわいい #高等学校 #劣等生 #ピュア #チョロい #やさしい #自己犠牲 #童貞 #ノンケ

「良かったらさ〜 これから抜け出して…」(18ページ)
「やっぱりお前とが良い ディランじゃないと嫌なんだ」(64ページ)
「俺…やっぱり昨日 けっこーかっこいー事言ったくない!?」(79ページ)
「嫌!!! 初めてが野外は嫌!!!」(94ページ)
「お 俺また騙されたのかよ!?」(121ページ)
「てめ〜は何でそうすぐネガティブな事言うの?」(151ページ)
「でも俺も好きだったから片想いじゃないでーす」(154ページ)

出典:玉川しぇんな『猫と魔法はキスでほどける』(芳文社、2018年)

攻めと受けの対比

年齢:攻=受
身長:攻>受
体格:攻=受
階級:攻≧受
立場:攻=受

起承転結ネタバレ

登場する動物
 シャム猫の「ジゼル」
 犬

魔法学校へ通っている
ルーカスは、
ある日突然、
頭に猫の耳、
お尻に猫の尻尾が生える
強力な呪いを
かけられてしまう。

魔力の低いルーカスは
自分で呪いを解除できず、
友人に頼むが、それでも
変わらないままだった。

幼馴染でエリートの
ディランをもってしても
呪いを解くことはできず、
仕方なくそのままの姿で
過ごすことになる。

プロムで女の子を
口説こうにも相手にされない。
それどころか、
男に怪しい飲み物を渡され、
どこかへ連れて行かれそうに
なってしまう。

間一髪のところで
救い出してくれたのは
ディランだった。

減らず口を叩きながらも、
いつも助けてくれるのだ。

数日後、ディランが誰かと
会話している
ところへ遭遇したルーカス。

相手はキースという、
ルーカスともディランとも
仲が良い先輩だった。

話している内容は、
猫耳の呪いは
キースによるもので、
解除方法は
キース独自の解除か、
男とのセックスだと判明。

ルーカスは
ディランが解除役を担うと
思っていたが、
相手を探してやると
断られてしまう。

2人には、必要以上に
近づけない理由があった。

遠い昔、事故で瀕死状態の
ディランを発見したルーカスは、
自分の魔力を捧げることで
命をつなぐことに成功。

ところが、
禁忌とされている魔術を
使ったため、
ルーカスは当時の記憶を失くし、
ディランはルーカスに近づくと
生命力を奪ってしまう身体に
なっていたのだ。

呪いをといてもらうため、
キースの研究室へ
訪れたルーカス。

すると、キースが禁忌魔術の
副作用を無効化してくれる
花をくれる。

その花だけでは
何も起こらないが、
真実の愛を吹き込むと
機能を発揮すると言う。

すべては鈍感なルーカスに
ディランへの気持ちを
認めてもらうためにした
キースの作戦だったのだ。

ルーカスがディランへの
想いを込めて花を渡すと、
瞬く間に散ってしまった。
それは効果が発動された証。

2人は近づいても
問題なく過ごせるようになった。

長年距離を置いていた
ルーカスに近づけることで
興奮し、所構わず
襲い掛かろうとするディラン。

まだ恋愛経験がなく
ロマンチストなルーカスは
セックスを避けていたが──

続きは本編で♡
(エンディングの種類:ハッピーエンド)

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500字感想

ファンタジーな世界が
かわいくって素敵なBL!

舞台設定がファンタジーなのと、
二人の関係性がやや複雑なので、
じっくりゆっくり読むのに
ぴったりな物語です。

最初はディランが
クール通り越して冷たいんですが、
それは愛情の裏返し。
近くにいられるとルーカスの
生命を奪いかねないから、
大好きだけど大嫌いなふりをする。

けれど、そのことを
知っている人物は一握り。

ルーカスを一途に想う一方で
キース先輩とただれた関係に
なってしまったのは、
この悩みを悶々と
抱え込んでしまった
結果なのかなーとか、
キース先輩に研究を
進めてほしかったのかなーとか、
いろいろ背景があるんじゃないかとか、
過去を妄想するのも楽しかったです。
(キース先輩は
 快楽主義の愉悦主義なので、
 「セフレになってくれたら
  呪いを解除するための研究結果を
  ルーカスに適用してあげる」
 とか平気で言いそうな人です)

その呪縛から
解き放たれた
ディランが、
素直すぎる反応を見せて
泣いたり襲ったりするのも
「よかったねぇ」と
目が下がります。

ルーカスは良い子なので、
ディランは
自分が好きだと言ったら
近づいてきてしまうことを
恐れていたんだろうなぁ…。

「魔法学校」や
「猫耳」の単語に
キュンとする人には
ぜひ読んでほしい作品!