甘党ヤクザと俺様パティシエ「ダーリンの俺様」ネタバレ感想レビュー

攻「甘えさせて欲しいのに……だめ?」
受「だ…だめってワケじゃ…」

作品名
ダーリンの俺様 
作者名
霧嶋珠生 
レーベル
GUSH COMICS 
あらすじ
犬に囲まれて美味しいケーキをいただくドッグカフェで、窓に張りつく不審人物。彼の名は富岡 奏──神田組の若頭で、俺の親戚。幼い頃から知ってる奏さんは、好きな相手に振られてばかりの不憫なヒト。
「べっ別にワンコなんざ、興味ねぇぞ!?」
…なんて、本当は犬も甘い物も大好きなのに素直になれないとこが、俺のドS心をそそりまくってくれる。チューもハグも日常的に慣らしたけど、なんか最近好きな人が出来らしくって。……他の奴に尻尾振ってんじゃねーよ俺のもんだって、わからせてやんなきゃね♪

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傾向チャート

コミカル←|―|●|―|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|―|―|●|―|→人物重視
台詞重視←|―|●|―|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|●|―|―|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|―|●|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|●|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

攻め情報

咲人
 #黒髪 #長身 #細身 #顔がいい #パティシエ #子持ち #息子 #契約婚 #わんこ #二面性 #一途 #サディスト

「あんたは俺のものなんだから 他のヤローに尻尾振ってんじゃねぇよ」(27ページ)
「じゃ 父ちゃんも ちゅー」(56ページ)
「住む所も食う物もなくたって奏さんと一緒にいられるのなら俺はそれだけで幸せなのに」(90ページ)
「あんのクソガキが!! 奏さんとこの組員じゃなかったら容赦しねぇんだけどなぁあ…」(105ページ)
「手放してやるつもりはないけどね」(118ページ)
「もしかして恥ずかしいの?」(145ページ)
「これからもずっと 好きでいさせてくれる?」(157ページ)

出典:霧嶋珠生『ダーリンの俺様』(海王社、2012年)

受け情報

富岡 奏
 #金髪 #中背 #細身 #コワモテ #スーツ #ヤクザ #ツンデレ #俺様 #鈍感 #チョロい #マゾヒスト

「べっべべべ別に お お前なんか好きじゃねーんだかんな!!」(24ページ)
「俺ってやっぱドMなのか…?」(35ページ)
「やっぱてめぇは俺のことが大好きなんじゃねーか」(61ページ)
「あっあぶねぇ!! うっかりほだされるトコだった!!」(73ページ)
「俺に懐いてんなら俺にだけ尻尾振ってろっつの!!」(124ページ)
「わかるまで えっち禁止だかんな!!!」(136ページ)
「ど…どんだけ好きなんだよ俺のこと」(162ページ)

出典:霧嶋珠生『ダーリンの俺様』(海王社、2012年)

攻めと受けの対比

年齢:攻<受
身長:攻>受
体格:攻=受
階級:攻<受
立場:攻=受

起承転結ネタバレ

登場する動物
 ゴールデン・レトリーバーの「もふ夫」
 ドーベルマンの「茂造」

パティシエの咲人(攻)は、
ドッグカフェに勤めている。

看板犬の「もふ夫」を、
窓の外から険しい顔で
眺めている怪しい男…。
それは咲人の遠い親戚で、
現在同居している奏(受)だった。

実は、奏は動物や子供など
愛らしいものが好きで、
甘いケーキにも目がない。
毎日のように外から
見ているのだが、咲人が
声をかけない限り、
入店してこなかった。

しかし、
咲人に誘われると
すぐさま店へ入る。
口では「仕方なく」と
言いながらも、表情や雰囲気に
喜びが現れていた。

そんな奏を、幼い頃から
気に入っていた咲人。

一方、奏には執着している
「御嶽」という男がいた。

自分の気持ちにさえ
鈍感な奏は、御嶽を
ただの憎き相手だと
勘違いしていた……
はずなのに、
咲人がカマをかけると
意外な反応を見せる。
焦った咲人は、
強引に行為へ及ぶ。

強引にされ、
痛かったのに
気持ちよかったことが
ショックで、咲人を
避け始める奏。

ある日、咲人の息子が
二人の部屋を訪れた。
今は独身だが、
過去にレズビアンカップルと
契約結婚をしていたのだ。

息子がいたことを
知らなかった奏は
驚きを隠せずにいたが、
子供の愛らしさに
まなじりを下げる。

それでも、奏の心には
引っかかるものがあった。

知り合ってからずっと、
自分以外の誰かに
なびいたことなんて
ないと思っていたのに、
結婚までした相手がいる。

嫉妬する姿に興奮し、
咲人は再び奏を抱く。

少しずつ仲が進展しては
いるものの、素直じゃない奏が
否定し続けている上、
咲人もまだ告白をしていない。
曖昧な関係が続いていた。

咲人から強引に抱かれ続け、
避けるようになっていた奏は、
ついに自分で犬を飼い始める。
ドーベルマンの「茂造」だ。

ドッグカフェに通わなくなり、
茂造にばかり構うようになった奏。
咲人は茂造に嫉妬する。

その上、奏の運転手が
やけにベタベタと触るのを
目の当たりにし、
嫉妬の対象は増えるばかり。

自分は奏のもので、
奏は自分のものであると
主張したい咲人は、
休日になると
強引に奏の事務所へ同行する。

ドアが少し開いており、
組員たちが近くにいることを
知りながら、奏を抱く咲人。

隙間から覗いた運転手へ
挑発的な笑みを浮かべ、
独占欲を剥き出しにすると、
あまりの色気に、
運転手は咲人へと惚れる。

咲人は、奏以外への
興味はないとバッサリ。

毎朝、咲人のキスで目覚め、
朝ごはんを作ってもらい、
甘い雰囲気のまま
同居を続けている奏。

その状態に、
不満があった。

まだ「好きだ」と
言葉で言われておらず、
疑念の晴れない奏は──

続きは本編で♡
(エンディングの種類:ハッピーエンド)

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500字感想

ヤクザが出るのに
ポップでキュートな恋物語!

まずキュートなのは犬たち。
もふ夫の垂れ目で
ニコニコ〜っとした顔も
かわいいし、
茂造のコワモテだけど
人懐こいところも
愛嬌があって癒されます。

さらに受けの奏も
ツンデレ+鈍感+チョロい
のトリプルコンボがかわいい。

ヤクザもので親分が犬を飼うと
だいたい抗争に巻き込まれて
死んじゃうので
心が一瞬ざわついたのですが、
最後までヤクザ感ゼロでした。
受けの身体にも
刺青は入っていないので、
そのあたり気にされて
購入を迷っている方はぜひ!

1冊表題作ですが、
連載というよりも
シリーズだったので、
サクッと読みやすかったです。
時系列順の話ではあるけど、
話は一話完結型のパターン。

あと、本作は2012年の作品
なのですが、
今(2021年)読むと
話のテンポやキャラ設定が
懐かしくて良かった
です!

なんというか、
唐突で強引なところがあって、
キャラも漫画・アニメ的というか
少しブッ飛んでいる設定。
最近こういうの減った気がします。
(ブッ飛んでいても
 シュール系だったり)
そういうテイストが
好きな方にオススメです。