十二支憑きと猫憑きの恋は前途多難!?「十二支色恋草子」ネタバレ感想レビュー

  • えといろこい1


真面目な絶倫
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ツンデレ猫憑き

作品名
十二支色恋草子 
作者名
待緒イサミ 
レーベル
シアコミックス 
あらすじ
神使たちの“お休み処”の宮司・正隆は、ひと月ごと交代で十二支に憑かれ、憑かれている間は十二支の影響を受ける、困った体質だ。そんな正隆のもとに、古万乃神社の御祭神・コマとコタがやってきた。十二支を決める競争で猫は鼠に騙されたことから、喧々囂々とするコマと十二支たちをよそに、正隆とコタは惹かれあい──!?

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傾向チャート

コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|●|―|―|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|●|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|―|●|―|→えちえち
さわやか←|―|―|●|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|―|―|●|―|→非現実的
特殊設定←|●|―|―|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

攻め情報

干伊 正隆
 #黒髪 #長身 #細身 #顔がいい #宮司 #特殊能力 #動物憑き #真面目 #男前 #溺愛 #紳士 #冷静 #諦観

「君に 頼って欲しいと思うのは おかしな事でしょうか?」(1巻60ページ)
「…先程は確かに勢いでしてしまったので ちゃんとキスをさせて下さい」(1巻122ページ)
「胡太朗くんが嫌なら我慢するし 僕の事が嫌いなら諦めます」(1巻172ページ)
「すみません…愛しさが抑え切れず…すみません…我慢します」(2巻33ページ)
「何度も射精するのは辛いでしょう? 僕はまだまだいけますので こたの気持ち良いところちゃんと見つけてみせますね」(2巻125ページ)
「今出来る事から始めましょう」(2巻166ページ)
「駄目だよ 怒っちゃ駄目だ 僕なら大丈夫だよ気にしてない 彼らにはみえないのだから仕方が無いんだ」(3巻27ページ)
「胡太朗くんが嫌な事は決して行いません」(3巻155ページ)
「すみません その…胡太朗くんが気にしてしまうと思って…胡太朗くんは優しいから」(3巻178ページ)

出典:待緒イサミ『十二支色恋草子』(新書館、2017年)

受け情報

古万乃 胡太朗
 #茶髪 #小柄 #細身 #かわいい #猫憑き #ツンデレ #努力家 #甘えん坊 #田舎者 #優しい #負けず嫌い #愛され

「のうのうと十二支に収まってる奴らも 仲良くやってる世話係も みんな大キライ」(1巻16ページ)
「自分で出来る事はしなくっちゃ…」(1巻56ページ)
「や やだ…だって 呼んだらもっと 好きになっちゃう…」(1巻176ページ)
「…やだ なんでくっついてちゃいけないの」(2巻78ページ)
「まぶしいうるさい人多い 建物でっかい 夜なのに店開いてる…」(2巻103ページ)
「えっち…したくなるから こまる」(2巻180ページ)
「大勢の前で…っ主役っていうのがすっっごいイヤだ…!」(3巻65ページ)
「正隆に欠落なんてあるわけない こんなに優しいくせに」(3巻85ページ)
「優しくて強くてかっこいいでしょ!?」(3巻167ページ)

出典:待緒イサミ『十二支色恋草子』(新書館、2017年)

攻めと受けの対比

年齢:攻?受
身長:攻>受
体格:攻=受
階級:攻≧受
立場:攻≧受

起承転結ネタバレ

登場する動物
 猫の「コマ」
 鳥の「曙」
 犬の「颯助」
 猪の「楠」
 鼠の「仲能」
 牛の「楓」
 虎の「義博」
 兎の「詔」
 亀の「クマノ」「イケノ」
 龍の「虹悦」
 蛇の「篝」
 馬の「雪青」
 羊の「小波」
 猿の「蜜勝」

起(1巻)

正隆(攻)が宮司として
勤めている「お休み処」には、
数多くの神使が集まってくる。
十二支を始め、狐や狸など
にぎやかな面々だ。

そこへやって来た、
猫憑きの胡太朗(受)。
彼は神使の猫・コマを
連れていた。

猫は十二支と因縁があるため、
「お休み処」を
毛嫌いしているはずだ。
事実、近寄ってきたことなど
今まで一度もなかった。

事情を聞くと、
胡太朗の神使・コマが
住んでいた神社は、
火事で燃えてしまったと言う。

神社が復興するまでの期間中、
力が弱くなっているコマを
保護すると同時に、
胡太朗も「お休み処」で
暮らすことになった。

最初は正隆に対し
敵意を持っていた
胡太朗だったが、
優しく面倒を見てくれる姿に
好感を持ち始める。

正隆もまた、
健気に家事や仕事をこなす
胡太朗に惹かれてゆく。

承(1〜2巻)

十二支憑きの正隆は、
ひと月ごとに違う神使を
憑けており、
彼らの影響を受ける。

胡太朗たちがやって来たとき、
正隆に憑いていたのは鳥。
賢く冷静だが、夜目が効かない。

ほかにも、
犬が憑いているときには
素直で笑顔が多くなり、
猪が憑いているときには
言葉が直球になり、
兎が憑いているときには
性欲が盛んになり、
蛇が憑いているときには
体温が低くなる……
など、心身ともに影響を受ける。

胡太朗と最も縁があるのは
十二支の鼠。

鼠憑きの期間中、
正隆は猫憑きに怯えてしまう。
捕食者と被捕食者の関係に加え、
猫を陥れて十二支に入った鼠は
余計に恨まれているからだ。

猫と鼠の関係も修復し、
胡太朗と正隆の絆は
さらに深まってゆく。

転(2〜3巻)

十二支の神使は
常にお休み処に
いるわけではなく、
正隆に憑く月に
戻ってくる者もいた。

龍が来たとき、
嫌な気配を察知した
胡太朗とコマ。

神社が火事になったときと
同じ感覚がして調査。
すると、
龍が引き起こした雷が
原因だったことが判明。

龍に悪気がなかったとはいえ、
怒り心頭に発する二人は
「お休み処」を出ていく。

反省している龍と共に
神社の復興作業を手伝うが、
それでも足りないと感じた龍は
自らの鱗をはがし、贈与する。
貴重なそれは、多くの災いから
身を守ってくれることを
保証するものだった。

結(3巻)

色々な出来事を
乗り越えてきた二人は
婚約することに。

「お休み処」は
お祝いムード一色で、
前祝いのダンスパーティーや
花嫁行列の計画など
楽しそうに話している。

家で静かに過ごすことが
好きな胡太朗とコマは
少し複雑な思いをしていた。

そして、二人の結婚を
快く思わない
人物たちがいて──!?

続きは本編で!
(エンディングの種類:披露宴ハッピーエンド)

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500字感想

攻めの性格や属性が
月ごとに変わるのが最高!
憑かれる動物によって
ワンコだったり、
クールだったり、
のんびり屋さんだったりと
一粒で十二度おいしいという
盛りだくさん具合。

一応、ベースとなる「正隆」
自体は存在していて、
そこに動物たちの属性が
加わる感じなので、
憑かれている間の意識は
動物ではなく正隆にあります。

何もない、
まっさらな正隆になるのは
正月の三ヶ日だけ。
ここも萌えポイント!

それ以外は性格だと
こんな感じの
プラスアルファがあります。

鼠:少し臆病になる。
牛:いつも以上にのんびり。
虎:威圧感が増して無愛想に。
兎:口数が多くなる。
龍:高貴で気高くなる。
蛇:疑い深くなる。
馬:英国紳士感。
羊:性格面での影響はあまりない?
猿:性格面での影響はあまりない?
鳥:性格面での影響はあまりない?
犬:素直で笑顔多め。
猪:言動が直球になる。

なので、羊〜鳥が
正隆の元の性格に
一番近いっぽいですね。

特に羊・猿のときは
あまり影響を受けてなさそうです。
鳥に関しては、
性格は変わっていなくても
なかなか挿入しない、
(鳥の生殖活動に影響)
という設定があるので
それはそれでおいしい(^q^)

胡太朗も健気でかわいい、
絶妙なツンデレです。
ツンデレが行きすぎると
相手が不憫になってきますが、
すごくいい塩梅のツン。
デレるときはかなりデレデレで
とってもキュート。

神使たちは人型にもなれます。
描き分けも上手で、
その動物「っぽさ」が外見に
現れているので、
(鼠だと小柄だったり、
 蛇だと離れ目だったり)
「誰だっけ現象」も
起きませんでした。

神使の猪は人型になって
他所の男にちょっかいかけに行きます。
こっちもかなり萌える。
ガタイが良くて豪胆な短髪筋肉男が
線の細い神社の当主を強引に…な展開、
と聞いてキュンと来た方は
Renta!での購入がオススメです。
(Renta!限定で14ページの描き下ろし)

十二支パワーを持っている
神使で人型…と聞くと
思い出す名作がある方も
いるんじゃないでしょうか。
私も、実は最初、
あらすじを読んで
・十二支憑き
・それを取りまとめる主人公
・猫憑きの異分子が主人公の相手
とあったので
「「フルーツバスケット」では…?」
ってなってしまったのですが、
全然そんなことはなかったです。
オリジナリティにあふれた
良作
ですし、
続編も出ている人気作!
なので、もし同じ部分に
引っかかっている方が
いらっしゃったら
購入をオススメします!