ふたりなら空も飛べるはず「奥先輩は魔法使い」ネタバレ感想レビュー

空を飛びたい後輩
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魔女の末裔の先輩

作品名
奥先輩は魔法使い 
作者名
眞 
レーベル
moment 
あらすじ
ケガで陸上を辞め、暇を持て余していた立花千。放課後、目の前に突如現れた謎の豚を追っていくと、そこに居たのは上級生の奥正宗だった。「俺は魔女の末裔だ」とハイパー中二発言を繰り出す正宗に引く千だったが、「魔力を搾り取れば空も飛べる」という言葉に心を奪われる。正宗の“奴隷”となって魔力を供給すれば、それほどの強い魔力を生成できるというのだ。かくして2人は“契約”を結ぶが、魔力を供給する方法はまさかの“性行為”! ! しかも契約の副作用なのか、千は正宗に対して、抑えきれない性的興奮を覚えてしまいーー! ?
同時収録
「Still in a dream」
(褐色肌高校生×喫茶店ヒゲ店長)

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傾向チャート

コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|―|―|●|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|●|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|―|―|―|●|―|→じめじめ
現実主義←|―|―|―|●|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|―|●|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|―|●|―|→受の良さ

攻め情報

立花 千
 #茶髪 #中背 #細身 #ピアス #16歳 #高校生 #元陸上部 #スポーツ万能 #ロマンチスト #天然 #マイペース #素直 #わんこ

「へ〜〜〜うちの学校って豚飼ってんだ… 後々 食わしてくれるんじゃ!?」(13ページ)
「あいつだって男としたいはずないもんな…恋人でもないのに「ヤろうぜ」なんてとんだ変態野郎だった…謝ろう…」(84ページ)
「大綺と契約してるのに正宗のことばっか考えてたから」(128ページ)
「じゃあ先にイった方が負けってことで」(138ページ)
「はいはい 俺は正宗の性奴隷ですからね」(146ページ)
「俺っ…友達じゃなくて彼氏です!」(186ページ)

出典:眞『奥先輩は魔法使い』(竹書房、2017年)

受け情報

奥 正宗
 #黒髪 #中背 #細身 #メガネ #ピアス #17歳 #高校生 #魔女の末裔 #真面目 #うぶ #童貞 #ツンデレ #俺様

「千…お前と出会えて良かった」(40ページ)
「お前は 俺の云うことを聞いてればいいんだ…!」(50ページ)
「千!! 大丈夫か!? 何かされたか!? 貞操は無事か!?」(71ページ)
「近づくな! お前に近づかれると迷惑だ」(122ページ)
「好きじゃなきゃしない…! ばか」(136ページ)
「嫌だって云っても離さないからな」(146ページ)

出典:眞『奥先輩は魔法使い』(竹書房、2017年)

攻めと受けの対比

年齢:攻<受
身長:攻>受
体格:攻=受
階級:攻≦受
立場:攻≦受

起承転結ネタバレ

登場する動物
 ミニブタの使い魔「ルー」
 黒猫の使い魔「ミーコ」

「空を飛びたい」
そんな夢を描いて
陸上部で棒高跳びの
選手として
活躍していた千(攻)。

怪我をきっかけに
部活は辞めたものの、
棒高跳びで空を飛ぶなど
叶わないことは
分かっていた。
それでも、
空を飛びたい
という夢は抱き続けたまま。

そんなある日、
校内を歩いている豚を発見。
おいかけてみると屋上へと
たどり着いた。
そこには怪しい男が…。

奥正宗と名乗る
その青年(受)は
魔女の末裔で、
豚は魔力がある者にしか
見えないのだと言う。

最初は疑っていた
千だが、
空を飛べると聞いて
話を聞くことに。

正宗は魔女の末裔ながら
魔力が低く、
あまり魔法が使えない。
千のように、
一般人でありながら
魔力の高い人間から
供給してもらう必要があり、
声をかけてきたのだ。

魔力の供給方法は
ずばり、性行為。

1日2回のキスを

日課としよう

そんな

ちまちまやらないで

一気に溜めようぜ!?

空が飛べるようになるまで
長い月日がかかると
知った千が提案すると、
正宗は不機嫌そうに拒絶する。

数日後、
校内を歩いている
黒猫を発見した千。

追いかけてゆくと
壁に吸い込まれて
消えてしまった。
途方に暮れていると、
後ろから声をかけられる。

正宗のイトコ、
日向大綺だった。
彼も魔女の末裔で、
魔力のある人間を
求めている。

正宗と異なり、
奔放な大綺は
キス以上のことを
誘ってくる。

それを知った正宗が
千の元へ駆けつけると、
「悪い奴には見えなかった」と
呑気なことを口にしていた。

じゃあ…

お前はあいつと

キスしたいのか?

そーじゃねーけど!

なんでそうなるんだよ!

嫉妬を露わにした正宗は
自ら千にキスをして、
「お前は俺だけの奴隷だ」と
抱きしめた。

千は不意を突かれ、
大綺から呪いを受ける。
正宗に触れようとすると
静電気のような衝撃が
走ってしまうのだ。

大綺は幼い頃から
正宗の嫌がることをしては
悔しがる顔を見て
喜んでいた。
千に対する行動も、
すべて正宗への
嫌がらせが目的だ。

一度セックスをしたら
呪いを解くと
約束されたものの、
正宗以外に
触れたくない千は
キスだけを繰り返した。

大綺は千に対し
正宗と相談するよう命令。

正宗の答えは
「さっさと黙って
何回だってやってろよ」
という悲しいものだった。

あんたは…

それでいいの…?

いいわけ

ないだろ!!

こみあげる愛しさを
抑えきれない千が
抱きしめると、
問題なく触れられることが判明。

大綺の魔法は
既に効力を失っていた。

それを知ったのは、
互いへの想いを
言葉にし合った後。

ただの魔力や魔法では
ごまかしきれないほどの
恋をした二人は──

続きは本編で♡
(エンディングの種類:ハッピーエンド)

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500字感想

奥先輩がピュアピュアで
赤面症なのに

俺様ぶってて可愛い。

カバーイラストの表情だと
奥先輩は余裕ある年上
って感じなんですが、
本編では奥先輩、
つねにキュートで純情。
「おそろい」って言葉だけで
真っ赤になっちゃう。
そのコマの表情、
とっても可愛いんですよ…。

さらに奥先輩の使い魔、
ルーが可愛い!

「プキュ」
って言いながら
道案内したり
パンを温めた正宗に
拍手したり
喧嘩する二人に
オロオロしたり。

奥先輩がルーを
抱っこしていると
可愛いが可愛いを
抱っこしているので
可愛いのカタマリ。

千は良くも悪くも
お人好しで
流されやすいので
大綺に振り回されてしまう子。
夢見がちで素直なので
特に催眠状態に
陥りやすそうなことが分かる。

奥先輩の前で
大綺へキスして、
さらにおねだりまで
しちゃうシーンは
胸が痛いんですが、
直後にちゃんと鉄槌を
食らわせてコミカルに
仕上げているので、
ネトラレ要素苦手な方でも
軽く読めると思います。

同時収録作は
本編で二人を引っ掻き回した
大綺がメインのストーリー。

いやー、大綺は本当に
顔以外は良いところがない
キャラなんですよね…。
手綱を引いてくれる相手が
登場してくれて一安心。
これで奥先輩は千と思いきり
イチャラブできるように
なったことになりますな。

魔法が使えるという
少し不思議なキャラと
高校生活(制服・校舎)が
ポップに融合した

素敵な作品です!