年下男子に癒される攻め♡やさしいBL「デリバリーハグセラピー」ネタバレ感想・情報まとめ

おつかれぎみの会社員
×
つかみどころのない美人大学生

作品名
デリバリーハグセラピー 
作者名
宮田トヲル
レーベル
ビボピーコミックス 
あらすじ
人生お疲れモードな桜庭貴一、29歳。独身を誓いあった親友は結婚してしまうし、恋愛も気がつけばご無沙汰ぎみ――。親友の結婚式の帰り道、やさぐれた貴一は馴染みのバーで酔っぱらって寝こけてしまう。目を覚ますとつやつやピカピカのイケメンが目の前にいて!?この夜をきっかけに、貴一は20歳の大学生・木島 尚と週に一度だけハグをする仲になるが――?気がついたら無性に、愛おしくなってしまった。極上のセラピーラブ。

スポンサーリンク

傾向チャート

コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|●|―|―|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|●|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|―|―|●|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|●|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|●|―|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

攻め情報

桜庭 貴一
 #黒髪 #長身 #細身 #顔がいい #タバコ #29歳 #会社員 #諦観 #優しい #男前 #ヘタレ #正直 #素直 #甘え上手

「恋愛はしたい奴だけすりゃいいの 俺には向いてねえ」(10ページ)
「うっせえな じじいゆーなや」(52ページ)
「弱みにつけ込んじまいそうだから お互いのために今日は帰るぞ」(120ページ)
「…うん お前にかわいい顔させるコツわかってきた」(155ページ)
「…まあな 暴発防止にイメトレしたからな 褒めてくれていいぞ」(178ページ)

出典:宮田トヲル『デリバリーハグセラピー』(リブレ、2020年)

受け情報

木島 尚
 #金髪 #中背 #細身 #美人 #20歳 #大学生 #バー店員 #長男 #弟 #腹違い #健気 #飄々 #軽薄 #バブみ

「物足りない? オプションでちゅーもつけよっか?」(44ページ)
「…いいよ ご指名ありがとうございます「デリハグ」のなおです」(69ページ)
「大事なものができたって 後がしんどくなるだけだ 勘違いするな 俺は後腐れない相手だから呼ばれてる」(80ページ)
「そばに居たくて面倒だと思われたくなくて 大事だから本音をうまく伝えられないことってあるよ」(131ページ)
「…俺 貴一さんの事 好きすぎじゃない?」(163ページ)

出典:宮田トヲル『デリバリーハグセラピー』(リブレ、2020年)

攻めと受けの対比

年齢:攻>受
身長:攻>受
体格:攻=受
階級:攻>受
立場:攻=受

起承転結ネタバレ

親友の結婚式からの帰り道、
貴一(攻)はバーで一人
飲みつぶれていた。

ふと目を覚ますと
バーのソファに寝かされており、
時刻はすでに午前3時。
閉店時刻をすっかり越えていた。

近くには
アルバイトの青年・尚(受)が
いたようで、起きない貴一を
店長の代わりに見てくれていた。

今までしたことのない失態に
顔面蒼白になりながら、
せめて彼が休めるようにと
徒歩圏内の自宅へ招く。

酒も抜け、冷静になってきた
ところで、何故つぶれるほど
飲んでしまったのかを打ち明けた。

尚は傷心状態の貴一を見て
腕を広げる。

じゃあ

貴一さん

どうぞ

……

んん…?

ハグをすると幸せホルモンが
出るのだと言う尚の胸に飛び込むと、
不思議と穏やかな気持ちになる。
喜一はそのまま、
深い眠りについた。

貴一は尚を家に呼び、
ハグをしてもらっていた。
これが二度目だが、
早くも癖になりそうな
中毒性を感じている。

十歳も年下の子に
不純なことをさせている
罪悪感と葛藤しつつ、
尚の姿を求めてバーへと通う。

二人は連絡先を交換して
いなかった。
バーで偶然出会えたときだけ
家に呼ぶことで、
一線を引いていたのだ。

雰囲気の良いバーには、
出会いを求めた客も訪れる。
貴一は女性客に口説かれ、
無下にもできず
同席を受け入れたが、
最後は丁重に断って
尚の退勤を店の外で待った。

……

さっきの

お姉さん達も

ハグしてくれそう

だったじゃん?

俺ァお前が

いいんだっての

互いに惹かれていることを
自覚しながらも、
どちらも一歩を踏み出せずにいる。

貴一がバーへ訪れると、
尚はいなかった。

サークルの合宿で
しばらくシフトから
外れていると聞き、
次の出勤日を尋ねる。

──数日後、
貴一は尚と夜道を
歩いていた。

いつも通り
家へ向かうルートだったが、
夜景に足を止めたり
尚の言葉を聞いたりするうちに
思うところがあり、
貴一は自分の気持ちを
声にして届ける。

尚の顔には喜びが
浮かんだが、
一瞬にして翳ってしまう。
過去の恋愛がトラウマで、
また同じことを繰り返す
怖さがあるのだと告げた。

当時の感情が蘇るが、
悲しくても泣けない尚を
貴一は抱きしめる。

ええ…人前だし

難しいなあ

あーあ俺

今日はしこたま

飲んだなー!

今なんかあっても

明日にはな〜んも

覚えてねえな〜!

不器用ながらも温かい
貴一の優しさに、
自然と涙が溢れ出る。

いま返事を急ぐのも
家に呼ぶのも
弱みにつけ込むようで
悪いと感じた貴一は、
告白の返事を
後日改めて聞くことにして、
尚を駅まで送った。

連絡先を交換した二人。

尚から次はいつ来るのかを
尋ねると、数十分後、
次の土曜日に行くと
返事が届いた。

当日、店の準備をしている
尚の元へ、トラウマを作った相手が訪れ──

続きは本編で♡
(エンディングの種類:あまあまハッピーエンド)

本を買う

電子書籍で買う








紙の本で買う



買う前に試し読みする

500字感想

仏フェイスになったり(貴一×尚)
般若フェイスになったり(耕太×尚)
顔中の筋肉が動かされる一冊。

作品の8割は「癒し」なので
基本的には恵比寿顔で
読んでいるんですけど、
この野郎お前かァーッ!!
となる無自覚クズが出ます。
最後まで「何が悪いの?」が
スタンスというか、
無邪気なクズなので救えない。

尚は貴一に救われるので、
我々読者は再び
仏フェイスになります。
ハッピーエンドです。
ご安心ください。

貴一という人は
尚からすると
「あったかい人」ですが
たぶん別れた彼女たちからすると
「仕事のときの印象と違うヘタレ」
になるんだろうな…。

最初に一番格好悪いところを
見て受け入れてくれた尚は男前。
電子版だと男前な尚が堪能できるので
それもオススメです。

貴一の表面的な部分
(格好良くてキマッてる)は
冒頭から剥がされて
スタートするのですが、
対する尚のヴェールはゆっくりと
めくられてゆくイメージ。

物語の始めは、飄々としていて
おちゃらけている今時の子。
なのにどこかバブみがあって、
ママァーーーッ!
と叫びたくなるような
あたたかさのある不思議な人。

物語が進むにつれ、
実は複雑な家庭で育っていて
つらい恋愛もしていて、
それを表に出さないように
がんばっている健気な子だった、
と判明していきます。
そうなるとママ感が薄れ、
しあわせになってほしい……
しあわせにしてくれよ貴一…
と息子のように見ている
自分がいる。

耕太、貴一、尚と語ったので
めろすけについても少し。
とてもカワイイ。以上!

互いを想うがゆえの
行動に尊さがあって、
癒されるBLが

好きな方にオススメ!