先生を口説き落とす生徒!学園BL「君と出会ってから僕は」ネタバレ感想・情報まとめ

一途なスパダリ高校生
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恋を諦めている高校教師

作品名
君と出会ってから僕は 
作者名
吉井ハルアキ
レーベル
ビボピーコミックス 
あらすじ
ゲイで人見知りぎみな高校教師・本田は進路を一向に決めない生徒・遠藤の相談相手を押し付けられるも、遠藤に邪険にされてしまう。けれどひたむきな本田に遠藤も次第に心を開いてくれて。それどころか、ふいに触れる優しい手が、自分を見つめる強い瞳が、日ごと増す遠藤が向けてくるまっすぐで熱っぽい想いに、ときめくも駄目だと逃げ続け…。

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傾向チャート

コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|―|●|―|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|―|●|―|→表情重視
けんぜん←|●|―|―|―|―|→えちえち
さわやか←|―|●|―|―|―|→じめじめ
現実主義←|●|―|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|―|―|●|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

攻め情報

遠藤 学
 #茶髪 #長身 #細身 #イケメン #18歳 #高校生 #男前 #諦観 #正直 #強引

「先生に会いに来ました って言ったら… いや…そんな顔しなくても」(30ページ)
「俺は本田先生から教えてもらいたいんで スミマセン」(65ページ)
「…往生際悪いってわかってる でも一回でいいからデートしたい …そしたら諦めるから …もう迷惑かけないから」(148ページ)
「いいでしょ 誰も見てないですよ」(160ページ)
「……ああ そうだ先生 俺、先生が何言っても ずっと好きですから」(200ページ)

出典:吉井ハルアキ『君と出会ってから僕は』(リブレ、2020年)

受け情報

本田
 #黒髪 #中背 #細身 #地味 #めがね #28歳 #数学教師 #慎重派 #気づかい #臆病

「あ 今 気を遣われたのか ……いい大人なのに情けない」(42ページ)
「…教え子に そんな気持ち もてないよ 相手は 子供なんだから」(108ページ)
「…好かれてるのは 嬉しいけど …大人をからかって 遊ぶんじゃない」(122ページ)
「遠藤 って、傘ないのか 濡れるだろ これ使いなさい」(143ページ)
「誰かの期待のまま 誰かのイメージのままじゃないと ダメなんだ」(188ページ)

出典:吉井ハルアキ『君と出会ってから僕は』(リブレ、2020年)

攻めと受けの対比

年齢:攻<受
身長:攻>受
体格:攻>受
階級:攻=受
立場:攻<受

ざっくり起承転結

ここから先はネタバレを含みます。
ご注意ください。

高校教師の本田(受)は、
進路担当として遠藤(攻)を
受け持つことになる。

成績優秀で家庭にも
特に事情のない生徒だが、
進路先を「就職」にしており、
とくに就職先の希望もなかった。

遠藤に合いそうな大学を探し、
資料を集めても「必要ない」の
一点張り。

しかし何度も繰り返すうちに
分厚くなった資料は
遠藤の心を動かした。

今まで避けていた
進路指導室に通い、
勉強をするようになったのだ。

バイトまで

時間あるんで

来ました

呼んで

ないだろ

なつかれるのは嬉しいが、
ゲイである本田は
遠藤の言動に翻弄される。

教え子に対して邪な感情を
抱くべきではないと
考えながらも、
不意打ちの優しさや
そっと触れる手に
頬を染めた。

遠藤が進路指導室に
通うようになってから
数週間が経ったころ。

本田の周囲も
変わり始めていた。

以前までは、
生徒たちから
「本田先生は
 無表情だし
 何を考えているか
 分からなくて怖い」
と遠巻きにされていたが、
歩み寄ってきてくれるように
なったのだ。

遠藤と接する中で、
笑顔が増えてきた
おかげだった。

一方、遠藤は
複雑な思いを抱える。

他の生徒に優しくする
本田の姿を見たくない。
そう考え、進路指導室から
しばらく離れていた。

久しぶりに訪れた
進路指導室は、
生徒であふれていた。

彼らは本田を慕っている
というわけではなく、
文化祭の準備で
進路指導室を
借りているだけだった。

僕がここで 

教えてるのは 

君だけだよ

…俺だけ

なんだ

…ふーん

遠藤は嬉しそうに
顔を緩める。

本田の期待は一層高まるが、
子供に手を出すわけには
いかないと一線を引く。

文化祭当日。

遠藤は隙をついて
本田の腕を引っ張り、
空き教室に連れ込んだ。

今までの態度から、
遠藤は本田が
自分を好きだと
確信していた。

それなのに何故
避けようとするのか、
問いただす。

生徒だから

だめ?

すまない

頑なに断る本田。
遠藤は最後に一度だけ
デートへ行きたいと頼む。

本田は申し出を
受け入れるが、
「最後」という言葉に
傷ついていた。

水族館で楽しい一時を
過ごした二人。

去ってゆく遠藤の背中を
名残惜しく見つめながら、
これで良かったのだと
自分に言い聞かせる。

数日後、進路指導室に
やって来た遠藤は──

続きは本編で♡
(エンディングの種類:いちゃいちゃハッピーエンド)

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500字感想

私の中のジョイマン高木が
「本田さん セイ!」
ってずっと言ってる……。

一方で、好きだと
簡単に言わないから
本田の好感度高いのも
あるんですよ。

「いやいや子供だろ」って
繰り返し言ってるのが
ちゃんとしていていい。

私めんどくさいオタクなので
教師がすぐに生徒へ惚れるとドン引き、
延々と焦らされると苛立つんですが、
この1冊はバランスがとても良かった
です。

とくに好きなのが
本田を捕まえる遠藤。
作中で二回あるんですが、
ま〜どちらも高校生には思えん
男前っぷりなんですよ。
これから何度だって捕まえてほしい。
本田が逃げたり避けたり
しようとするたび
簡単に捕まえてほしい。尊い。

脇役の辻先生と高槻も
良いキャラしてましたねー。

高槻は本田の気持ちに
気づいていたんじゃないかな、
と思えるというか
「俺みたいに言ってもらった方が
 嬉しいやつもいるし」
って、言ってたら実ってたってこと?
それなんて青い春……ってなりました。
単純に「なんか隠されているよりは
伝えてもらったほうが嬉しい」的な
文脈とも捉えられるんですが、
このときの高槻の表情が意味深で、
私はそういう風に読み取りました。

エロは触り合いすらないんですが
これほど葛藤して切ない思いして
簡単に手を出すのも
違う気がするので、
最後までこのカップルらしく
いてくれたことが
むしろ嬉しかったですね。

生徒×教師の
リアルな葛藤と
切なくも甘い恋が
好きな方にオススメです!

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