攻め専BL声優、受けへ転化【BLマンガ感想】鬼嶋兵伍『この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!』レビュー

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本日のオススメは鬼嶋兵伍先生の作品
『この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!』です。

BLCDで攻め専門として活躍する俺様声優な受け・沖川
ダンディズムあふれるベテラン声優の攻め・東
出会ったことから始まるストーリー。

最初は傲慢だった受けが
徐々に懐柔されてゆく姿には
テンションMAXになりますよ。

ひげ眼鏡ダンディ筋肉×ギザ歯な黒髪美人
ビジュアルとしてのパンチも強い!

短編集なので、この表題作のほか
いくつかと『きじまにあっく萌え講座』
入っていて、そちらも面白いので注目です。

ということで、
詳しく紹介していきますね。

こういうのを探している人は読むべし!

  • ひげ眼鏡ダンディな攻めで良い作品ないかな〜
  • ワガママな黒髪美人受けで萌える作品ほしい!
  • 先輩に調教される後輩をくれ……。

鬼嶋兵伍「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」

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「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」 作品の概要

タイトル

この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!

著者名

鬼嶋兵伍

レーベル

ジュネットコミックス ピアスシリーズ

あらすじ

攻め様ボイスで人気を博し、
絶賛調子にノっている
オレ様声優の沖川蓮夜。
収録現場でもやりたい放題の蓮夜に、
ベテラン声優・東祥勇による
893顔負けオラオラ指導が炸裂!
チヤホヤされることに
慣れきっていた蓮夜は、
すっかりビビってしまい…!?

同時収録作

『きじまにあっく萌え講座』
『純淫アッパーズ!! 』
『イジコイ!』 
『禁・忌・受・胎』

「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」 作品の雰囲気

コミカル←|―|●|―|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|―|―|●|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|―|●|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|―|―|●|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|●|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|―|―|●|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

わたし
わたし

表題作だけ見る

こんな感じですが

短編集なので、

他作品はファンタジーや

コミカル/シリアスな

作品もありますよ〜!

「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」 攻め情報

東 祥勇(あずま・しょうゆう)

#グレイヘア #長身 #筋肉質 #めがね #ヒゲ #ベテラン声優 #二面性 #外面がいい #策士

「あ? 「祥勇さん」だろうが イチから躾してやろうか、ああ?」(18ページ)
「ははは 蓮夜くんは緊張してるみたいだね」(48ページ)
「おねだりし直せたら ご褒美くれてやる」(59ページ)
「ベソベソもんくばっか言ってんじゃねえ、プロだろうが 練習だと思ってやってみろ 役者の意地があんだろ」(80ページ)

出典:鬼嶋兵伍『この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!』(マガジン・マガジン、2017年)

「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」 受け情報

沖川 蓮夜(おきかわ・れんや)

#黒髪 #中背 #細身 #ギザ歯 #若手声優 #売れっ子 #俺様 #ワガママ #強気

「オメーはこの俺がこんなジジイにおちょくられて いいと思ってンのかよッ マネージャーのくせに!!」(10ページ)
「そう 俺は 超絶カッコイイ ハイパー攻め様ボイスの 沖川蓮夜…………」(33ページ)
「ど ど ど ど どーせドッキリかなんかだろッ こ 断ってもシラけるし一応「やる」って返事しとけよ」(68ページ)
「すきれしゅ ら、いしゅきィ」(85ページ)

出典:鬼嶋兵伍『この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!』(マガジン・マガジン、2017年)

「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」 攻めと受けの比較

【年齢】攻 > 受

【身長】攻 > 受

【体格】攻 > 受

【階級】攻 = 受

【立場】攻 > 受

鬼嶋兵伍「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」

「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」 あらすじ

BL声優として活躍する沖川は、
若手ながらも攻めボイスのエキスパート。
彼が主役を勤めた作品は
どんなシナリオでも
売上トップに君臨する。

それを知っている沖川は、
ワガママで傲慢な態度を
とっていた。

相手役が冴えないと
降板させては、
自分の権力と実力に浸る。

ある日、いつものように
ランキングをチェックしていると、
沖川の作品が2位になっていた。

1位の作品インタビューを見れば、
以前降板させた地味な男が写っていた。

その隣にいる相手役は
「魅力をほんのちょっと引き出しただけ」
と語っており、その後には
魅力を引き出せなかった沖川を
嘲笑うような言葉が並んでいた。

相手役の正体はベテラン声優・東。
彼は今まで硬派な役ばかり演じていたが、
独立したことで
BL界に参入してきたのだ。

東の挑発に怒った沖川は、
事務所へ乗り込み脅迫しようとする。

ところが、腕っ節の強い東に
本気で殴られると、一発で消沈。
拳で語ろうとした東だったが、
あまりの撃たれ弱さに面食らう。

二度と生意気な真似をしないよう
身体に覚え込ませるため、
性的な調教を行った。

沖川が演じるような
攻めがよく使う言葉を囁かれ、
帰宅後も耳に声が残る。

それからというもの、
沖川は事あるごとに東を思い出し
悶々としていた。

台本のセリフが
東に言われたことと重なるたび、
演じることができなくなってしまう。

スランプに陥った沖川は──

続 き は 本 編 で ♡

「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」 感想レビュー

「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」
そう言っていた時期がこの子にもありました。
出しますね!アヘ声!!

声優という設定が活かされていて、
貴族×没落貴族(奴隷)とか
生徒×教師とかのシチュエーションを
録るとき、ふたりの見た目はそのままで
作品の世界へ入ってゆくので
1CPなのに実質3CP見たような充実感。
役にトリップしてアヘる沖川が
エロアホかわいいですね……。

東はイケおじ好きにはたまらない
王道なビジュアルと性格。
グレイヘアに眼鏡とヒゲ、
そして胸板の厚い長身マッチョ。
一見優男で外面がいいけど
気に入らない奴は裏でシメる。

対する沖川は個性派なビジュアル。
ギザ歯と黒髪ウルフカット。
黒髪ウルフカットって
金髪よりもナルシスト感と
昔やんちゃしてました感が強い気がします。
キャラに合ってる!

わりとエロとシチュエーション、
キャラにステータスが割かれていて
物語はアッサリめなので
サラッと読めて
しっかり萌える
短編ですね。

この表題作のほかにもいくつか入っていて、
まず『きじまにあっく萌え講座』では
色々な「萌え」に関して語られています。

鬼嶋兵伍先生が好きな人は
この萌え講座中
「それな…!ほんとそれ」
と思うことばかり。
オラオラしているネコ(襲い受け系)「オラネコ」や
ガッチリしているのにチビな「ガッチビ」攻め、
淫乱めがねの草食系男子に
女装男子、下腹部の筋肉や血管などなど
好きな要素がいっぱい。

『純淫アッパーズ!! 』は大人のオモチャ
『イジコイ』は淫語を使ったSMプレイ

『禁・忌・受・胎』は人外同士の出産と、
後半になるにつれ濃厚ハードな物語に。

『イジコイ!』良かった〜〜。
明穂かわいいよ明穂。
143-144ページ(電子版141-142ページ)の
玄関まで歩かされるとこが最高ですね。

ヌルくて薄いのより
アツくて濃いのが好きな人は

読んでみて損しない1冊ですよ!

鬼嶋兵伍「この俺が、アヘ声なんて出すわけがない!!」