【NFTアートの作り方】仮想通貨が分からないクリエイターのための出品代行サービス体験してみた

【NFTアートの作り方】仮想通貨が分からないクリエイターにオススメする方法

こんばんは、佐原カジカです。
最近「NFTアート」ってよく聞きますよね。

「子供の落書きが300万円になった!」とか
「有名人がオフィシャルアイコンにした!」とか
夢のあるお話があって、
チャレンジしてみたいなぁと考えていました。

じゃあ実際に販売するってなったらどうやるの?
Googleで調べてみたところ……。

色んなサイトが丁寧に説明してくれているんですけど、
サルでも分かるけどサルは実行しねえな
ってくらい色々と面倒です。

ということで本記事では、
次の2つについてまとめました。

この記事で分かること
  • 自分で全部やるとなるとどれくらい面倒なのか
    (Openseaでの販売方法を7ステップで解説)
  • 出品代行サービスを使った体験談
    (見積もりや担当者の対応など)
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NFTアートを「Opensea」で販売する方法(8ステップ)

NFTアートを販売するなら
今のところベストは「Opensea」と言われています。
理由としてはこんな感じ。

  • ユーザー(買い手となる母数)が圧倒的に多い
  • 色々なブロックチェーンに対応している
  • 販売方法を細かく設定できる
  • 日本語にも対応している
  • 操作性に優れていて使いやすい

Opensea以外にも、日本人向けのサービスが出てきていますが、購入者が日本人に限定されてしまうので母数は小さくなります。さらに、「お試し」感覚の方が多く、数千円規模のものしか売れていない様子でした。

夢のあるような話を体験したい場合は、やはりOpenseaがベストです。
ということで、Openseaでの販売方法を見ていきましょう。

Openseaで販売してみよう!

ざっくりとまとめると、8つのステップで構成されています。

  1. 仮想通貨サービスに登録する
  2. 本人確認書類を提出する
  3. 本人確認完了のハガキが届いたら仮想通貨サービスが使えるようになる
  4. ウェブウォレットを作る
  5. ウェブウォレットにアクセスするための単語を紙にメモして保存しておく
  6. いくらか仮想通貨を買ってウェブウォレットに入れる
  7. NFTのアートが販売できるサービスに登録する
  8. 出品料を支払って販売開始

……行程数が多すぎる!!!

この手間を見てしまうと、興味を持っても諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。

暗号資産に詳しくないと色々と手を出すのが怖いというのもありますね。
私、QRコード決済に最近慣れてきたようなガラパコス人間ですし、何か変なところいじくって借金とかしたらどうしようとか不安がありました。

とくに初期費用がよく分からなかったんですよ。
「全部無料にできるよ」って言っているサイト
「だいたい5000円くらいだよ」って言っているサイト
「100ドルくらいかかったよ」って言っているサイトと様々。

結局どれなんだ!? 
と迷子になっていたのですが、
暗号資産は需要と供給で価値が変わるので
初期費用は「時価」に近いということが分かりました。

こんな風に、色々と未知のことが多すぎて
勉強しないとヘマをしそうで
怖くなっちゃったんですよ。

そこでこう思い始めます。

画像送ったら代わりに出品してくれて
売れたら日本円で銀行に振り込んでくれるサービス
がほしい。

多少マージンや手数料払っても構わないから、
とにかく暗号資産での難しそう/面倒くさそうなやりとりを避けたい

我ながら、なんてズボラで古い人間なんだ……。
とはいえ、こういうクリエイターは一定層いるんじゃないですかね。

そんな中、見つけたのがこちら。

NFTアートの出品代行業者代行サービス「CryptolessNFT.com」

わたし
わたし

こういうのがほしかった!

まさに上で書いたようなことをやってくれるサービスです。

でも「cryptolessnft.com 評判」とかで調べても全然情報がなくて、
ビビリの私は
「やはり暗号資産に関する企業は怪しいところもあるのでは…!?」
と疑い始めます。

天下のGoogleでも見当たらない
Twitterでも検討中の人しかいない…

こういう場合って「とにかくサービスが新しすぎる」パターンか、
「マジでヤバイ」パターンのどっちか
だなと思っているので、
とりあえず持っている知識で確認していきました。

まずはWhois情報を確認してみます。

わたし
わたし

お名前.com」使ってるのか〜。

それなら日本語の対応も充分できそう。

 

でも創設日(creation date)が

新しすぎるのがちょっと怖いな。

スクロールしていくと「operated by NFTX-NFT ART Exhibition」という文字とリンクが見えます。

このサイト(サービス)自体は新しいけど、他のNFTアート事業をやっているなら安心できるかも? と調べていくと行き着いたのがこちらのサイト。

「新しいサービスだよ〜!(This is a brand-new service)」と書かれています。

このサイト自体は2014年からあるものの、
代行業を始めたのが2021年8月
ということのようです。
であれば、評判が出回っていないのも理解できますね。

これは「とにかくサービスが新しすぎる」パターンが濃厚っぽい!
公式Twitterも見てみましょう。

プロフィール欄に「cryptolessnft.com」も入っていますね。

フォロワー数が3,189人
万アカウントじゃないところが非常にリアルな数字。
(万単位の場合はフォロワー数を購入している恐れがある)

これは信頼性が増してきた!
疑いすぎてもキリがないので、料金を確認。
妙に高かったり安かったりしたらもう一度考え直します。

特別価格、めっちゃ特別じゃ〜ん!! でも0円じゃないところがリアル〜!

わたし
わたし

3,000円で

やってくれるなんてすごいな?
でも基本料が3,000円で
出品手数料は別途かかる

可能性もあるよな…

ということで

見積もりを依頼してみた

サイトでは特別価格が3,000円という情報しかなかったので、
お問い合わせからサービスに関して問い合わせてみました。

最初に聞いたのはこの3つ。

私からのメール

1)「特別価格3,000円」について

「特別価格3,000円で」始められるとのことですが、
上記価格は月額費用でしょうか。

2)マージンについて

作品が売れ、お振込いただく際に
マージンがかかると思うのですが、
何%もしくは一度に何ドルかかるのでしょうか。
月額3,000円で、マージンが含まれている
ということでしょうか。

3)売上の確認について

振り込み金額が正当であるということを
どのように確認させていただけるのでしょうか。

3の質問とかかなり不躾なんですが、
聞いておかないと後々トラブルになりかねないので
サクッと聞いてしまいました。
(前後に挨拶文はありますが省略しています)

こんな不躾な質問メールに対し、
3時間後には返信がありました。

早い! これは仕事ができるマンの動き!!

信頼度がどんどん右肩上がりでしたね。

仕事できるマンからの返信

・基本契約料 (1アーティストあたり、2,000円 / 月)
・出品手数料 (1作品あたり、3,000円~30,000円 1回払い)
・取引手数料 (作品が売上げた場合、売上金額の5%。売上金振込みの際に差引く形となります)

(中略)

出品をご希望されるマーケットプレイスと出品予定作品数をお聞かせいただけますでしょうか。
詳細なお見積もりを送付させていただきます。

つまり最安で5,000円〜ということになります。
作品が1ヶ月以内に10,000円で売れた場合、4,500円の利益が得られる感じですね。
とはいえ出品手数料が3,000〜30,000円というのが幅がありすぎて、
Openseaだとどうなのか…ということで、

私からのメール

「Opensea」で4作品からスタートしたいです。
2作品固定値、2作品オークションで動向を見てみたいからです。

>1作品あたり、3,000円~30,000円

予算が潤沢ではないので、「Opensea」だと
1作品につき30,000円ということでしたら考え直します。

また、3ヶ月以上経過しても何の動きも見られない場合は
契約を解約したいのですが、可能でしょうか。
その場合、違約金がいくらになるのか、
作品の扱いはどのようになるのかご教示いただけますと幸いです。

この依頼主、ビビリすぎである。

今見返してビックリした。始める前から超弱腰です。
とはいえ何も動きがないのに月額の2,000円を払い続けられるほど
余裕のある富裕層じゃないので、ダメだったら一旦撤退したいんですよ。

こんな私にも仕事できるマンは優しかった……。

仕事できるマンからの返信

ご希望のOpenseaと、また金額比較として最安値のHicetnuncの両マーケットプラット
フォームでお見積もり作成しました。

ご解約については、月単位で任意のタイミングで可能でございます。
その際原則NFT化した作品についてはデータ焼却(Burn)させていただくものとして
おります。

この見積もり2種、どれくらいで出してきてくれたと思います?
なんと30分。マジで仕事できるマンです。惚れちゃう。

Openseaの場合

基本手数料:2,000円/月
Opensea初回手数料:15,000円/1品
Opensea2作目以降:9,500円/1品
出品取消手数料:1,500円

Hicetnuncの場合

基本手数料:2,000円/月
Hicetnunc出品手数料:3,000円/1品
出品取消手数料:1,500円

最安はHicetnuncで1作品出品の5,000円ということになります。

私はHicetnuncを知らなかったので調べたところ、
「2021年5月に1 日あたりのアクティブユーザー数(DAU)でOpenSeaを上回りました」
という情報が出てきました。

でもHicetnuncはギークな印象が強いんですよね。サイトデザイン、UI、置いてあるイラストのテイスト、全体的に海外のオタク向けな感じ。見てもらえば分かると思います。

TwitterとInstagramの違いって言ったらいいんですかね。
Hicetnunc→Twitter
Opensea→Instagram

市場規模、ユーザーの嗜好、どちらを取っても
自分のイラストが売れると思えなかったので、
どんなにリーズナブルでもHicetnuncでやるのはナシかな〜と考えます。

基本的に「損して得とれ」なマーケットではあるものの、
損しか思い描けないところに飛び込めるほど楽観的ではないのです……。
なんせビビリですからね!!!

それに、仕事できるマンもOpenseaがオススメとのこと。

仕事できるマンからの返信

Hicetnuncはリーズナブルなプランとなりますが、やはりイーサリアムネットワーク
であるOpenseaと比較すると市場規模が小さく、買い手が比較的見つかり辛いものと
なります。

やっぱりOpenseaかな〜と思いつつ、
4作品出す場合の合計金額が5万越え
ガス代とか加味すると全然妥当な金額設定なんですが、
5万か……。5万はポンと出せる金額じゃないな〜。
と再びビビリ始めます。

1作品に絞れば多少安くなります。
とはいえ1作品だと、どうしても目立ちにくい。埋もれてしまいます。
それに、アカウントページが地味すぎるので、最低でも3作品くらいはほしいなと思っちゃうんですよね。でも上手くいけば10万円くらいに返ってくるかもしれない。

色々と考えた挙句、出した答えは…

私からのメール

私の実力不足ゆえに、
約5万円(+ランニングコスト)を
回収できるだろうかという不安があります。

またご相談させていただくかと存じますが、
現状は見送らせてください。

いったん保留。

というのも、このやりとりをしている間にも色々とNFTアートについて調べていた結果、わかってきたことがあったからです。

  1. 有名アーティストと企業がコラボしたNFTアートでも、3ヶ月以上動きのない作品がある。
  2. 一度出品したものの、撤退したアーティストが複数いる。
  3. 需要と供給のバランスが対等してきている。

1〜2については、「知名度あるから売れんだろ」って乗り込んだ結果、思ったほど伸びなかった(買い手がつかなかった)っていう感じですかね。

3に関しては、少し前までは買い手のほうが多かったけど、今は売り手もそこそこいます。あとはマーケット(NFTを売る場所)も増えてきたので、分散している感じです。

今から参入する場合、戦略立てないと売れない

絵が洗練されているかとかよりも背景重視(8歳の男の子が作ったとか、障碍者が作ったとか)なところもあるので、キャプションも考えないといけません。

ノリで出して「全然売れなかった(笑)」とネタにするのもアリですが、そのためだけに5万円払えるような器ではないので今回は見送ります。

こんなビビリな依頼者に対し、仕事できるマンは最後まで仕事のできる人でした。

仕事できるマンからの返信

今回はお見送りとのこと、承知いたしました。
ゆっくりご検討いただけますと幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。

仕事できる上に気が遣えるマン…!!!
私がビビリな上に何の戦略もなかったせいで時間を無駄にさせてしまったのですが、
NFTに興味のある方にとって素晴らしいサービスなので、サイトを覗いてみてください!

こういう人にCryptolessNFT.comはオススメ

私は色々な側面から諦めてしまいましたが、こういう方にはぜひ使ってほしいです!

1. 無断転載に悩まされている方

NFTアートにすることでブロックチェーンを発行し、追跡しやすくなります。少し前にブロックチェーンを使った電子書籍の海賊版対策が話題になっていましたね。

NFTやブロックチェーンは新しい技術なので法整備が整うのはこれから。
ですが、「所有権」を持つ人物以外が使用した場合は「窃盗罪」になるとしたら、無断転載した方は二重に訴えられることになります。そうなると海賊版を作るリスクが上がるため、手を出しにくくなるといったことも考えられます。

Twitterで定期的に画像をアップしている方などは、このあたりも含めて「CryptolessNFT.com」の中の人にどこで販売するのが良いのか相談してみるのもオススメです。

2. 販売戦略が整っているものの、暗号資産について詳しくなくて踏み出せない方

素材や売り出し文句、プロフィールページや宣伝方法などはまとまった。売れるビジョンも見えてる。けど、暗号資産とかガス代とか意味わかんね〜ッ! となっているクリエイターや制作会社。法人向けのサービスもあるので、資料請求してみてください。

まとめ

今からNFTアートに参戦する場合、ある程度の予算と販売戦略がないと厳しいです。それでも一獲千金できるチャンスは眠っています。「損して得とれ」「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の精神でチャレンジしてみても良いでしょう。そんなとき、暗号資産に詳しくないクリエイターは「CryptolessNFT.com」を使ってみてください。

参考書

私以上に慎重な方や、他人に頼らず暗号資産について勉強したい方は、こんな本もオススメです。