| 雑誌名 | 雑誌なし（電子単話配信） |
| 巻・号 | ー |
| 出版社 | フューチャーコミックス |
デザイナーでシングルファザーの蓮己誠一（はすきせいいち）は、息子の勧めで一念発起して婚活中。しかし愛息子への溺愛っぷりが空回りし、マッチする相手に中々出会えない日々を過ごしていた。そんなある日、同じ婚活パーティーに出席していた若くてエリートの犬飼と意気投合し、あれよあれよという間に深い仲に…。息子のため必死に仕事とパパを頑張りながら、実は誰かに甘えてみたい…と思っていた中、魅惑的な言葉で誘われ、今までにない心地良さを感じるも、次第に互いに抱えた悩みが明るみに…
片霧ライラ「マイスイートハスキーパパ」 第１話 あらすじ
攻め：犬飼 。財閥系の商社に勤務。美形。バイセクシャル。恋をしたことがない。26歳。
受け：蓮己 誠一。在宅デザイナー。バツイチで子供がいる。美形で高身長。34歳。
ほか：綾斗。誠一の息子。進学校に通っており成績が良い。誠一に婚活を勧めた。16歳。
シングルファザーの誠一は、息子である綾斗の勧めで再婚に向けた活動を始めた。
結婚相談所に登録し、何度か婚活パーティーに参加したはいいものの、毎回玉砕してしまう。
バツイチな上、16歳になる実子がいることを話すと女性たちが離れてゆくのだ。
その日の婚活パーティーでは、ひときわ目を惹く男がいた。
男でも見惚れる美形で、商社に勤めるエリートの犬飼だ。
次から次へと女性が声をかけてゆく。
カップル成立できなかった誠一が会場を後にしようとすると、犬飼と遭遇する。
あれほど引く手数多だった犬飼も、カップル成立に至らなかったと言う。
意気投合した二人は、そのまま居酒屋へと向かった。
酒の力もあってか、互いに立ち入った話をし合う。
犬飼は恋をしたことがないから婚活パーティーに参加したと語った。
男女問わず交際をしたことがあるが、どれも本気にはなれなかった。
意外にも誠一は同調してくれ、「愛されたい」から婚活に参加したことを吐露する。
18歳のころから必死に子育てと仕事を両立していたこともあり、甘えたい願望があると言う。
「俺に 甘やかされてみます？」
（引用：片霧ライラ『マイスイートハスキーパパ』21ページ、株式会社フューチャーコミックス、2020年）
冗談交じりに犬飼が言うと、誠一は思わぬ反応を見せる。
それに心を奪われた犬飼は、わざと酒を勧めた。
そのままホテルへと向かった二人。
誠一は犬飼に愛撫されながら喘ぎ、本音を口にする。
「エロい事は…嫌いじゃないっ！ 本当は…」
（引用元：片霧ライラ『マイスイートハスキーパパ』25ページ、株式会社フューチャーコミックス、2020年）
その言葉を聞いた犬飼は、さらに深くキスをして──
続きは 本編 をご覧ください！
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片霧ライラ「マイスイートハスキーパパ」 第１話 感想レビュー
ここからは、私・佐原カジカの個人的な感想レビューです。
ストーリー／イラスト／攻めキャラ／受けキャラ／シチュエーションの項目で
思いつくままに綴っております。悪しからず。
ストーリーの感想
ベッドインに至るまでが結構早かったです。第１話はこれからってところで寸止めなので、第２話は序盤から特濃スタートになりそう！ わりと要素の詰まった第１話だったのでシーンチェンジ（背景画像っぽい１コマのあとに急展開）やカットイン（話の途中で回想シーン）が多かった気がします。
イラストの感想
キレイだけど少しクセがある印象でした。
個人的には、身体にもう少しムッチリ感があると黒髪筋肉受けとして好みです。ゴツゴツしたのもオス味あって良いんですけど、もうちょい雄っぱい感あるほうが好きです（どうでもいい私の嗜好情報）。
攻めキャラの感想
美形イケメンエリート。恋をしたことがないけれど交際歴はアリというドライな男。好みだなーと思った相手を酔わせてホテルへ誘導するスムーズさに少し闇属性が見える……！
受けキャラの感想
黒髪ガチムチパパ!! そしてスケベなことが好きなパパ!! AV感あって好きですね、こういう設定。ワンコ属性ってことで「ハスキー」パパ。人懐こくて素直でかわいい〜。
シチュエーションの感想
出会いが婚活パーティーのBL漫画は珍しい気がします（私が読めていないだけかも）。そのあとはわりと王道で、意気投合からの泥酔からのホテル。打算的な攻めとチョロい受けが最も輝く展開ですな！
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片霧ライラ『マイスイートハスキーパパ』 単行本 情報まとめ
「マイスイートハスキーパパ」第１話は、単行本版（コミックス版）『マイスイートハスキーパパ』に収録されています！
最終話までまとめて読みたい派の人は、以下のコミックス版がオススメです。描き下ろしなども追加されているので、雑誌よりもさらに深く味わえるのも魅力♪
片霧ライラ『マイスイートハスキーパパ』 単行本 感想レビュー
作品の雰囲気が分かるチャート
コミカル←|―|―|―|●|―|→シリアス
さわやか←|―|―|●|―|―|→じめじめ
物語重視←|―|―|―|●|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|●|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|―|●|―|→えちえち
現実主義←|―|●|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|●|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|―|●|―|→受の良さ
怖いものチェックリスト
精神暴力……………………………×
身体暴力……………………………×
自傷行為……………………………×
流血表現……………………………×
内臓描写……………………………×
近親相姦……………………………×
モブ強姦……………………………×
主役の死……………………………×
ホラー系……………………………×
リアル虫……………………………×
リバ表現……………………………△
※リバを匂わせる描写がありますが、最終的にはポジション固定で終わっています。
修正について
コミックシーモアでは白抜き＋ふちぼかしでした。
アップのコマは少なかったので、真っ白になっているところはほぼなかったです。
エンディングについて
おおむねハッピーエンドです。
未解消の部分もあります（元奥さんの現在や、犬飼の実家についてなど）が、メインCPの恋愛にフォーカスした一冊でしたね。
電子限定特典の描き下ろしについて
ガチムチ黒髪の犬コス万歳！！！ 16ページとかなりたっぷりな描き下ろしでした。
リバ匂わせエンドでしたが、描き下ろしでリバ至らず。ちょっと残念。でもリバが苦手な方も最後まで楽しめるので、そこが気になって単行本を買うに至らなかった…という人は安心してお読みください。
【電子書籍で読む】
児島かつら
『とめどなく、シュガー』
就活の内定報告になじみの店へ顔を出した帰り道男同士の痴話喧嘩に遭遇した敬太。
スルーしようと思いつつも助けに入ると、絡まれていたのは苦手な大学の同級生・理一だった。
強気な言葉に反し震える様子に自宅に連れ帰ることに。お互いの悩みや失恋話、ゲイであることをぶちまけ合う中’励まし合い’としてセックスをする敬太と理一。
帰り際、次に会うのは卒業式かと話すついでのように理一から好きだったことを伝えられる。理一のことが頭から離れないまま、大学最後の日を迎え、敬太から逃げるように立ち去ろうとする理一を捕まえるが告げられたのは改めての告白と決別の言葉で――？
