最強の私得漫画【BLマンガ感想】はいき『穴のあくほど』レビュー

本日のオススメ
はいき『穴のあくほど

真面目な後輩 × 隠れゲイ

リモート飲み会にはじめて参加した営業の小田はビデオ通話を切ったつもりで激しくお尻で自慰をしているところを後輩の整備士・黒石に目撃されてしまう。恥ずかしい姿を見られショックを受ける小田に「一緒に……シコっちゃいました……ッ!!」と黒石が告白してきて…!

本日のオススメは
はいき先生の作品
穴のあくほど

真面目で寡黙なノンケ攻め・黒石
隠れゲイでやさしい先輩受け・小田
アナニー現場を偶然見て欲情してしまい…
というところから始まるストーリーです!

商業ではデビュー作品ですが、
同人創作BLのころから
エロの見せ方が上手い作家さんなのです。

商業になったらエロさが
削ぎ落とされないといいな、
と思っていたら、
さすが竹書房だぜ〜〜〜!大好き!!

こういうのを探している人は読むべし!

  • 「硬派で真面目な後輩攻め」で良い作品ないかな〜
  • 「ゆるふわで優しい先輩受け」で萌える作品ほしい!
  • 「ハプニングから始まる」関係性をくれ……。
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作品概要

タイトル

穴のあくほど

著者

はいき

レーベル

麗人uno!コミックス

あらすじ

リモート飲み会にはじめて参加した
営業マンの小田
ビデオ通話を切ったつもりで
激しくお尻で自慰
をしていると、
後輩の整備士・黒石に
目撃
されてしまう。
恥ずかしい姿を見られ
ショックを受ける小田だったが、
黒石から思いもよらぬ
言葉をかけられる。
一緒に……シコっちゃいました……ッ!!

同時収録作

乳首が弱くてイキれない

作品の雰囲気

コミカル←|―|●|―|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|―|―|●|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|―|●|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|―|―|●|→えちえち
さわやか←|―|●|―|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|●|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|●|―|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|―|●|―|→受の良さ

わたし
わたし

硬派な後輩×優しい先輩

という組み合わせは王道的、

でも商業でこれほど濃いエロと

体毛はなかなかないので

嬉しい……嬉しいよ……。

同時収録は褐色肌のヤンキー、

「乳首が弱くてイキれない」は

ぷっくり乳首に注目です。

登場人物まとめ

攻め:黒石(くろいし)

#黒髪 #長身 #筋肉質 #つなぎ #巨根 #整備士 #硬派 #寡黙 #天然 #甘え #笑顔が下手 #年下 #ノンケ

「(男相手になんで俺……)」(19ページ)
「きっとこれは意識しすぎてるだけで 実際会って話せば元通りに…!」(36ページ)
「あ……すいません 俺の汚いもん 見るのも嫌っすよね…」(42ページ)
「イッていい? 小田さん…イくよ? 俺のイくとこ見てて…ッ!!」(62ページ)
「俺の…俺だけの小田さん すげー嬉しい…」(85ページ)

引用元:はいき『穴のあくほど』(竹書房、2021年)

受け:小田(おだ)

#茶髪 #中背 #筋肉質 #体毛 #スーツ #営業部 #ゆるふわ #優しい #癒し系 #真面目 #年上 #ゲイ

「物心ついた時から 目で追う相手は いつも男だった」(33ページ)
「はぁ 今まで通り装って少ししたら辞めよう… 迷惑かけないように……仕事はちゃんとしなきゃ」(39ページ)
「俺もサポートするから一緒に頑張ろ」(67ページ)
「俺だったらいいな……とか考える自分が嫌だ」(75ページ)
「あの……黒石君 一人ではしてたけど俺……誰かとするのは初めてで……っ だから下手だったら……ごめん」(84ページ)

引用元:はいき『穴のあくほど』(竹書房、2021年)

攻めと受けの比較

【年齢】 攻 < 受

【身長】 攻 > 受

【体格】 攻 > 受

【階級】 攻 = 受

【立場】 攻 < 受

この作品を読む!

あらすじ

(トイレの音まで聞こえる ちょっと気まずいな…)

引用元:はいき『穴のあくほど』10ページ(竹書房、2021年)

 遠方から車で職場に通っている黒石は、同僚たちとリモート飲み会をすることに。仲のいい営業部の先輩・小田も誘うと、快く参加を承諾してくれた。
 機械音痴の小田はビデオ通話に手間取っていたが、なんとか繋ぐことに成功し、リモート飲み会が始まる。時間が経つにつれ、一人また一人と参加者が離脱してゆく。
 最後に残ったのは黒石と小田のふたり。小田は宅配物が届くのと同時にログアウト──したかと思ったが、ウィンドウを縮小化しただけで映像が続いている。黒石が指摘しようとするが、気づいていない小田は宅配物から取り出したおもちゃで自慰を始めだした

ごめんなさい小田さん プライベート覗くようなことして……っ だから俺も恥ずかしいとこ見せないとフェアじゃないです

引用元:はいき『穴のあくほど』41ページ(竹書房、2021年)

 指摘するタイミングを失った黒石だが、艶めかしく絶頂する小田を見ているうちに興奮し、自らの局所へ手を伸ばす。ふたりとも果てたところで、小田はようやくビデオ通話が続いていることに気づく
 絶望した小田は会社を二日間休み、退職することを考えていた。そこへ、黒石が現れる。自宅に上げると、「恥ずかしいところを見てしまったので恥ずかしいところを見せる」と脱ぎ始め、小田は困惑するも、期待が上回り、まじまじと見てしまう。隠れゲイの小田は、いつも黒石を目で追っていたのだ。
 ノンケの黒石はアダルトビデオを見ながら自慰行為をするが、一向に昂らない。しかし、目の前の小田には高揚感を抱いた。それに気づいた小田は、見せつけるようにシャツをはだけさせ、ふたりは隅々まで互いを確かめ合う

ダ…ダメだ……! 年甲斐もなくドキドキしてしまう…! 中学生かよ…

引用元:はいき『穴のあくほど』70ページ(竹書房、2021年)

 挿入こそなかったものの、自らの痴態を晒しあった日から数日。意識しすぎるがあまり、小田は以前よりもよそよそしい態度になってしまう。
 一方、黒石も自分の気持ちに気づき始めていた。今までの性的対象が女性だったため、自覚するのは遅かったが、小田のことを恋愛対象として好きになっていたのだ。
 同僚と恋愛話になったとき、「好きな人がいる」と話す黒石の声に反応する小田。自分であるはずがないという気持ちと、自分であってほしいという気持ちがせめぎ合い、小田は「仕事残ってるから」とその場を逃げ出してしまう。

俺だけを見てて欲しい……とか

引用元:はいき『穴のあくほど』80ページ(竹書房、2021年)

 逃げる小田を追いかけた黒石。傷ついたような顔をする小田に、期待したことを素直に打ち明ける。過去に励まされた日のこと、些細な気づかいに癒されてきたこと、リモート飲み会きっかけで恋愛対象として意識し始めたこと……。そして「好きだ」と伝えた黒石に、小田は──

続きは本編で!

本編はこちら

感想レビュー

最高です。
筋肉系BLを読むときの私は
「綺麗さ」よりも
「男くささ」「生々しさ」を
求めているんですが、
この作品は、

なんともリアルな男の毛

他作品でも
スネ毛、陰毛、脇毛までは
描かれていることがありますが、
本作はケツ毛みっちり受け♡

体毛が薄そうな
ゆるふわ優男が体毛濃い目っていう
ギャップがすばらしい。
休日は無精ヒゲというのもいいですね。

ケツ毛を掻き分けて舐める
ノンケ攻め・黒石に愛を感じ
ます。

互いにモジャモジャだと
画面が黒すぎる感じになりますが、
攻めのほうはサッパリめ。
でもちゃんと薄めなケツ毛。
(59ページを見てね)

なおさらギャップの良さが
引き立っています。
体毛が濃さそうなほうが薄くて、
薄そうなほうが濃い。素敵。

動作もときめくものがあってですね……。
102ページから
ふたりでお手手つなぎながら
一緒にイくのが尊い。

エロ重視な1冊で、
3話ぶんの表題作と
2話ぶんの同時収録作は
両方とも特濃。

1話に1回はエロシーンが入るので
ストーリーはあっさりめですが、
表題作では「なぜ互いに惹かれたのか」が
ちゃんと描写されています。
完全なるエロ特化ではないところも
良かったです。

同時収録作
結構シチュエーション重視な
エロ特化型で、
乳首を…見ろ…!!!
と語りかけてくるような乳輪です。

表題作は下半身のエロ、
同時収録作は上半身のエロ。
たっぷり堪能できます。おすすめ。

この作品を読む!

同人作品でもエロさが最高な作家さんです。
DLsiteがるまに(一次創作の同人電子書籍)でのラインナップ
下に貼っておきますね。


デビュー先に麗人を選んでくれて
ありがとうという気持ち。
これからもどちらでも読みたい!課金します!