御法度 | 大島渚

作品名
 御法度
監督
 大島渚
 (『帰って来たヨッパライ』『戦場のメリークリスマス』)
脚本
 大島渚
主演
 ビートたけし
 松田龍平
 武田真治
 浅野忠信
配給
 松竹
あらすじ
 慶応元年の京都。厳しい戒律のある新撰組に、息をのむような色気を放つ少年・加納惣三郎と、久留米藩の脱藩武士・田代彪蔵が入隊。御法度を破った隊士の処刑を鮮やかにやってのけた惣三郎は、総長の近藤勇に認められるが、惣三郎に関するある噂が流れ始め…。

傾向チャート

コミカル←|―|―|―|●|―|→シリアス  
演技重視←|―|―|―|―|●|→見目重視
台詞重視←|―|―|●|―|―|→画図重視
けんぜん←|―|―|―|●|―|→えちえち
さわやか←|―|―|―|―|●|→じめじめ
現実主義←|●|―|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|●|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|―|―|●|→受の良さ 惣三郎 総受け

攻め情報

田代 彪蔵
 #黒髪 #長身 #細身 #ヒゲ #男色 #強気 #負けず嫌い #一途

「同時入隊の加納惣三郎が 今日の斬首役に選ばれたのが 些か妬ましゅうて 鳥渡お手並み拝見と」
「そなた儂のことを嫌いか?」
「加納君 しっかりしたまえ 加納君 加納君加納君 加納君 良かった 気がついたか惣三郎」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

湯沢 藤次郎
 #黒髪 #中背 #細身 #浅慮 #執着 #強引

「問題は 何故私がその手加減が分かるほど 君をよく見ているかということだ 加納君」
「田代には言うな」
「しかし惣三郎 田代彪蔵がそれほど好きか 俺と恋仲になっても お前一向に田代と別れる気配がないだろう 手を切ってしまえ」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

受け情報

加納 惣三郎
 #黒髪 #小柄 #華奢 #美人 #18歳 #三男 #師範代父 #魔性 #ミステリアス #強い #儚い

「声をおあげになりますか それとも私が呼びましょうか」
「山崎さんが好きです」
「私に将来などありますか?」
「私が 田代さんを……やってみます」
「今しばらくご容赦ください 願をかけております」
「隊規により 惣三郎が処置します」
「ゆ…許してくれ」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

攻めと受けの対比

年齢:攻>受
身長:攻≧受
体格:攻=受
階級:攻=受
立場:攻≧受

その他の人物

土方 歳三
 #黒髪 #中背 #中肉 #規律第一主義 #厳格 #慎重派

「どうも 近藤も私も 惣三郎については ちと甘いようだ」
「若い隊士にそれは酷だ」
「バケモノめ」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

近藤 勇
 #黒髪 #中背 #恰幅良 #威厳 #慎重派 #警戒心

「そうざ……加納は誰かと出来たそうだな」
「加納君は? あの顔に傷はつけたくなかったな」
「惣三郎に女の味でも知らせてやったらどうだ」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

沖田 総司
 #黒髪 #中背 #細身 #素直 #ワンコ #ノンケ

「あの一件は私は苦手ですよ 男が男を追っかけるなんて」
「狂人が狂人を知るということですか? 土方さんは狂人の親玉だ ははっ」
「先生はよしてくださいよ」
「別に好き好んでやっているわけではありませんよ あなたが悪いんです」
「近藤さんの惣三郎を見る目は はじめから他の隊員を見る目と違います 土方さんもです」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

井上 源三郎

 #黒髪 #中背 #恰幅良 #老け顔 #飄々 #軽薄 

「いつかみっちり 稽古をしよう なあ?」
「私にはその気はござらぬよ しかし その気のある方々のお気持ちも 今回少し分かったというところかな はーっはっは」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

山崎 烝
 #黒髪 #中背 #恰幅良 #正直 #忠誠心 #おおらか

「君もそろそろ少し 遊んだほうがいい そのほうが剣にもゆとりができる」
「男女の道の面白さを教えてやろうというのだ」
「あなたのだったら 私の命は既にない」

出典:大島渚『御法度』(松竹、1999年)

起承転結ネタバレ

起:1865年の京都。新たに新撰組へ入隊した二人の男、田代彪蔵と加納惣三郎。加納は、その美しさ、容赦無く斬首する様、女を知らない清さ、複数の男に言い寄られていることから、たびたび噂の種となる。やがて田代と加納は恋仲になるが、湯沢とも密会する関係を持ってしまう。田代と加納のうわさは隊内を巡り、局長・近藤の耳にも入る。

承:惣三郎が井上と出会う。しかし、井上を知らなかった惣三郎は沖田に不審者として報告。沖田はそれを聞き、老け顔に見えるだけの「井上のおじさん」だと笑った。それ以来、井上から何かと気にかけてもらうようになった惣三郎は、稽古をつけてもらう。しかし、外から見ていた肥後訛りの男たちに馬鹿にされ、新撰組としての面子を汚される。二人はその男たちを追うが、井上は足を骨折、惣三郎は額を斬られてしまう。

転:傷を負った惣三郎を、一番近くで診ていた田代。その姿に、湯沢は嫉妬心を抱く。惣三郎に田代と別れるよう催促するが、惣三郎は折れない。そこで、田代を討つことにした。しかし、湯沢は何者かによって殺されてしまう。土方は一連の騒動を近藤に報告。原因は惣三郎の衆道にあると判断した近藤は、惣三郎に女を覚えさせるよう命じた。役に抜擢されたのは、無類の女好き・山崎。ところが、惣三郎に警戒され、断られ続ける。一ヶ月以上の説得の末、ようやく遊郭へ訪れた。

結:惣三郎は、遊郭で山崎の名前を泣き叫び、女を抱かなかった。遊郭の者や土方は、惣三郎が山崎に惚れたと勘違いする。その後、山崎が何者かに暗殺されそうになる。犯人は小刀を落としていった。その小刀の持ち主は田代だった。近藤は、惣三郎へ田代を処するよう命じる。しかし全ては惣三郎の計画通り。惣三郎が田代を陥れたのだ。必要以上に斬りつける惣三郎へ、影から見ていた土方と沖田は絶句。帰路の途中、沖田は「用事を思い出した」と言い、来た道を戻る。そして惣三郎を成敗したのだった。

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