【韓国映画】カン・ウ『LONG TIME NO SEE』感想レビュー

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「LONG TIME NO SEE」 あらすじ


凄腕の殺し屋チスは、
Black Roseとしてネットで小説を書いていた。
彼が描く小説の大ファンであるギテは、
続きが気になって仕方がない。
彼はWild dogsというペンネームで
Black Rose宛てに熱いメッセージを送っていた。

ある日、ギテのアルバイト先の飲食店に、
チスが偶然やってくる。
会計の時、ふとした拍子に
手と手がふれ、見つめあう2人。

その日を境に、
2人は何度か偶然の出会いを繰り返すようになる。
小説家とそのファンということ以外、
何も明かせずにいた2人だったが、
あることがきっかけで、
お互いが知り合いだったことに気づく。
それを機に彼らの距離は一気に縮まる。

まるで運命だったかのように恋に落ち、
体を重ね愛し合う。

この幸せを逃したくないと思うチスだったが、
自分が殺し屋だということは
ギテに明かせずにいて……。

そして実は、ギテにもチスには
絶対に言えない“秘密”があり──

「LONG TIME NO SEE」 作品情報

作品名

LONG TIME NO SEE

監督

カン・ウ

脚本

エンドロールにあったと思うのですが
ハングル読めなくて分かりませんでした…。すみません。

主演

タク・ウソク
ヨン・スンホ

配給

マッチボックス

「LONG TIME NO SEE」 作品の雰囲気

コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス  
演技重視←|―|―|―|●|―|→見目重視
台詞重視←|―|―|―|●|―|→画図重視
けんぜん←|―|●|―|―|―|→えちえち
さわやか←|―|―|●|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|●|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|―|●|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

「LONG TIME NO SEE」 攻め情報

チス

#黒髪 #長身 #筋肉質 #顔がいい #潔癖症 #殺し屋 #エリート #天涯孤独 #トラウマ #ゲイ #男前 #潔癖症

「料理が美味しかったのでまた来ました」
「軽くぶつけただけだ」
「潔癖症じゃない きれい好きなだけだ」
「人を殺すのは もういやです」
「俺も心からお前を愛してる」
「正直に言え さもないと殺す」
「よく耐えたな 偉いぞ」

出典:カン・ウ『LONG TIME NO SEE』(マッチボックス、2017年)

「LONG TIME NO SEE」 受け情報

ギテ

#黒髪 #中背 #細身 #かわいい #色白 #高校生 #長男 #姉 #両親他界 #素直 #ワンコ #健気 #努力家

「やったぜ 期待してます!!」
「仕事で疲れてない?」
「いや 僕たちは相思相愛だ」
「兄貴の小説はリアリティがあっておもしろい」
「謝るよ 全て僕が悪い」
「肉多めで!」

出典:カン・ウ『LONG TIME NO SEE』(マッチボックス、2017年)

「LONG TIME NO SEE」 攻めと受けの比較

年齢:攻>受
身長:攻>受
体格:攻>受
階級:攻≧受
立場:攻=受

「LONG TIME NO SEE」 起承転結ネタバレ

凄腕の殺し屋チス(攻)は、「黒バラ」というペンネームでネット上に小説を書いている。ギテ(受)は彼の大ファン。いつか実際に会いたいと思いながら、「野良犬」というペンネームでやりとりしていた。

ギテの姉が経営する飲食店に、偶然訪れたチス。互いに「黒バラ」と「野良犬」であることを知らないまま常連となるが、あることをキッカケに気づき、親密になってゆく。やがて二人は恋人になったが、チスは自分が殺し屋だということを隠したままでいた。

一方で、ギテもまた、新人の殺し屋として雇われていた。ギテがチスに近づいたのは、殺すためだったのだ。ところが、嘘ではなく本当に愛し合ってしまった。

互いの組織から逃れようとするふたり。それを知ったチスの雇い主(育ての親)は、ギテをリンチして「助けに来い」と呼び出し──

続きは本編で
(エンディングの種類:ハッピーエンド)

「LONG TIME NO SEE」 予告映像(トレーラー)

「LONG TIME NO SEE」 感想

いちゃラブシーンが必見です。

上の「あらすじ」や「ネタバレ起承転結」にもあるように、
殺し屋との恋愛、という一昔前のBL漫画にありそうな設定。
ヤクザは出てきますが、痛々しい描写はごくわずかです。
裏切り者のふたりを追って報復したりもしないので、
怖いのが苦手で観ていない方は安心してご覧ください。

なぜいちゃラブシーンが必見かというと、
一昔前のBL漫画的、
つまり「耽美」に映しているからです。

とにかく美しいんですよ。
すべすべの肌同士が重なり合う様だったり、
攻めが受けをヒョイと持ち上げたり、
それを追うカメラの角度と照明の加減が耽美
我々の「それ〜〜〜!」を満たしてくれます。

漫画の実写化映画だと
美しさが意識されることもありますが、
映画オリジナルだと、
アジア圏ではあまり
観られないんです。

どちらかというと「男同士」「荒々しさ」
などが強調されるというか、
BL映画ではなく
ゲイ映画として作られているものが豊富。

耽美に映しているものだとキス止まりで、
セックスまで行くとオスみが増す、
そんな感じだったので、
耽美なセックスが新鮮でしたね。

アジア顔の実写BLに飢えている方は
ぜひご覧ください。