かわいいもの好きな温厚獣医
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一途で負けず嫌いな年下
作品名
幸せのLEVEL
作者名
こうじま奈月
レーベル
drap
あらすじ
動物病院で働く薫は、院長・凪と恋人同士。でも可愛いモノに目がない凪に、薫はいつもヤキモキしっぱなし! そんなある日、病院に珍客が現れて!?
同時収録
「ステップアップ」
(年下健気ショタ×やんちゃショタ)
「ぼくたちの主従関係」
(人造人間執事×わんこな王子)
作品の雰囲気
コミカル←|―|●|―|―|―|→シリアス
物語重視←|―|―|―|●|―|→人物重視
台詞重視←|―|●|―|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|―|●|―|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|―|●|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|―|●|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ
攻めキャラ紹介
葉月 凪
#茶髪 #長身 #細身 #メガネ #34歳 #獣医 #一人っ子 #両親他界 #温厚 #優しい #天然 #ゆるふわ
「この子の為に何とかしてあげたいって 本気で思いましたよ」(57ページ)
出典:こうじま奈月『幸せのLEVEL』(コアマガジン、2003年)
「倖せですよ 薫くんがこうして いつも傍にいてくれますからね」(74ページ)
「そーゆうとこ薫くんってかわいーですよね♡」(100ページ)
「だめですよ 薫くんは強がりだから」(116ページ)
受けキャラ紹介
東雲 薫
#黒髪 #中背 #細身 #25歳 #獣医 #一途 #健気 #やんちゃ #元気 #正義漢 #真面目 #しっかり者
「確かに凪っていつもはボケッとして見えるけどねー 仕事の時はそこらのヘボ獣医よりしっかりしてるんだぞ!」(44ページ)
出典:こうじま奈月『幸せのLEVEL』(コアマガジン、2003年)
「寂しかったらいつでも俺が傍にいてやるから!」(58ページ)
「今みたいに凪が他の奴に区別なく優しくしてるのを見ると すぐ不安になる」(107ページ)
「もっと見せろよそーゆうとこ…」(129ページ)
攻めと受けの比較
年齢:攻>受
身長:攻>受
体格:攻=受
階級:攻=受
立場:攻>受
あらすじ
起

両親の遺志を受け継ぎ、
動物病院の院長として
働く葉月(攻)。
彼を支えているもう一人の
獣医・東雲(受)は、
学生時代から葉月を知る
長年の付き合いだ。
今年34歳になるが
浮いた話のない葉月へ、
動物病院の常連が
お見合いの話を持ちかける。

凪は
結婚とかには
興味ないのか?

僕にもちゃんと
傍にいて
ほしい人がいて
だから 他の人と
結婚なんて
考えられないんです
ずっと近くにいたはずなのに、
東雲はその相手を知らない。
自分が一方的に慕っていただけで
葉月に気がないと分かり、
落ち込んでしまう。
承

実は、葉月の
「傍にいてほしい人」は
東雲のことだった。
遠回しに告白しても
伝わらないと理解した葉月は
東雲に伝える。
想いを受け取った東雲は
自ら葉月へキス。
煽られた葉月は
東雲を押し倒す。
晴れて恋人同士となった
二人は、終業後に
甘いひとときを過ごす。

薫くん若いから
まだまだ大丈夫でしょ?

っ…この!
スケベおやじっ!
一方で、相変わらず
誰にでも優しい葉月に
モヤモヤしてしまう東雲。
転

ある日、動物病院に
ドーベルマンを
預かってほしいと言う
無茶苦茶な客が到来。
東雲の中学時代の
友人で、現在は事情があって
他人の子供と犬を育てているが、
急な出張で困っていると言う。
断ろうとするが、
葉月は子供と一緒に
犬を預かることを
承諾してしまう。
病院も忙しいのに、
人が良すぎる葉月に
苛立ち、八つ当たりを
してしまう東雲。

鳴海くんと
ジャッキーを
迎えに
行きましょーか

いーよ 俺
一人で行ってくる
ピリピリとした雰囲気の中
過ごしていると、
自分たちは邪魔な
存在なのかもしれないと
考えた子供が犬と共に失踪してしまい……!?
結

結末はコミックスを
ご覧ください!
感想レビュー
ショタ目当てで
購入していい一冊!
表題作のカップルも
包容力×健気な努力で
素敵なんですが、
前後の2カップルは
ショタ×ショタで
可愛らしいお話。
冒頭のショタは
表題作のカップルの
動物病院へやって来る子たち。
ショタ同士なので
もちろんエロはないんですが、
初々しくて甘ずっぱいのが
キュンとくる作品。
後半はファンタジー。
科学技術で作られた
赤い瞳の人造人間を
従えている王子様の話。
ショタ×ショタの
主従関係、おいしいです。
大人カップルも
セックスしますが
描写が薄味なので
エロが苦手な方も
さらっと読めるはず。
上半身のみのカットや
セリフで隠れる部分が
多めですが、
愛が感じられる甘さ。
個人的には
ショタ好きの方にこそ
オススメしたい本!
ジャケ買いだと
中のショタの良さには
気づけないので、ぜひ…!