銀行員の課長同士!お仕事BL「俺が好きなど嗤わせる」ネタバレ感想・情報まとめ

バツイチな男前ワーカホリック
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隠れビッチの敏腕営業マン

作品名
俺が好きなど嗤わせる 
作者名
里つばめ
レーベル
CRAFT SERIES
あらすじ
飲みすぎた夜、目覚めた梶の上で、同期で普段はクールな神谷がシャツを羽織っただけの姿で腰を振っていた。しかも、どういうつもりか尋ねると、「セフレと切れて溜まってただけだ」とうそぶく。その日から、梶の中に神谷への好奇心と執着が生まれて!?

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傾向チャート

コミカル←|―|―|―|●|―|→シリアス  
物語重視←|―|●|―|―|―|→人物重視
台詞重視←|―|●|―|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|―|―|●|―|―|→じめじめ
現実主義←|●|―|―|―|―|→非現実的
特殊設定←|―|―|●|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|●|―|―|→受の良さ

攻め情報

梶 孝臣
 #黒髪 #長身 #筋肉質 #顔がいい #38歳 #銀行員 #M&A事業部次長 #バツイチ #子なし #男前 #俺様 #ワーカホリック #強気 #ノンケ

「お前が俺に惚れてんならつきあうかって言ってんだよ」(上巻14ページ)
「お前が俺を選ぶのが遅すぎんだよ」(上巻88ページ)
「そんな白々しいセリフに乗ると思ったか? いい加減本音で喋れ」(上巻147ページ)
「俺の言い方が気に障ったなら謝る 一緒にいたいって言いづらかった ごめん」(下巻90ページ)
「お前が短い方が好きだっつったから切った──なんてな」(下巻118ページ)
「お前がこんなにかわいいやつだとは知らなかったよ」(下巻170ページ)

出典:里つばめ『俺が好きなど嗤わせる』(大洋図書、2020年)

受け情報

神谷 恵一
 #茶髪 #中背 #細身 #美人 #めがね #38歳 #銀行員 #営業部次長 #長男 #妹 #したたか #腹黒 #ビッチ #強気 #ゲイ

「大体一回ヤっただけで所有物扱いするとかつまんねー男だな お前以外の奴にしとけばよかった」(上巻51ページ)
「お前が納得できなかろうと俺が別れるっつったら終わりなんだよ」(上巻96ページ)
「なあ しゃぶらせろよ 俺上手いからさ」(上巻138ページ)
「社内で漁るんじゃねーよ …人のこと言えないか」(下巻26ページ)
「守って欲しいなんていつ言った? もちろん ちやほやされんのは嫌いじゃないけど 俺には俺のやり方がある お前の考えを押しつけるのやめてくれ」(下巻74ページ)
「それはお前からの時にだけ適用で 俺からする分には自由だ」(下巻150ページ)

出典:里つばめ『俺が好きなど嗤わせる』(大洋図書、2020年)

攻めと受けの対比

年齢:攻=受
身長:攻>受
体格:攻>受
階級:攻=受
立場:攻=受

ざっくり起承転結

ここから先はネタバレを含みます。
ご注意ください。

起(上巻)

梶(攻)が目を覚ますと、
同室にいた同期の神谷(受)が
自分の上で腰を振っていた。

セフレが切れて
溜まっていただけだと言うが、
色気のある美しい顔に、
梶は思わず見惚れながら果てる。

その日から、
梶は神谷が気になって
仕方がない。

梶はバツイチでノンケだが、
神谷に惹かれていることは
事実だった。

しかし、好意を伝えても
神谷はつれない
返事しかくれない。

何をもって好きとか

言ってんの?

顔と体

それ以外の理由があることは、
直後の行動で明らかだった。

今まではぐらかしていた神谷は
梶を試すような行動に出た。

承(上巻)

セックスがしたくなった神谷は
梶に電話をかけて
呼び出そうとする。

簡単に乗ってくると思われたが、
一刀両断されてしまう。
「別の男にするわ」
と言い残して電話を切り、
ゲイバーへ足を運ぶ。

手頃な男が見つかったものの、
寸前で断り、自宅へ戻る。
すると、家の前で
梶が待っていた。

部屋に入るや否や、
神谷は押し倒される。

意外と丁寧

なんだな

お前が雑な奴しか

知らないだけだろ

一緒にすんな

ベッドの上で
丁寧に愛撫され、
優しく抱かれ、
二人で朝を迎えた。

転(下巻)

仕事中、上司から
結婚について言われ、
辟易しながら
昼食を取りに
外へ出た神谷。

待ち合わせていた梶が
ベビーカーを押す女性を
優しく手伝っているのを
遠目で見て、
複雑な想いを抱える。

ある夜、雰囲気の良い
レストランで
夕食を共にした二人。
近くにいた他の客から
「こんな店
 男同士で来るかフツー」と
嘲笑を浴びせられるが、
神谷は慣れたようにスルー。
怒りを露わにする梶へ
「俺といるってことは
 こういうことだ」
と目を伏せる。

帰り道で、
取引先の男が
怪しい動向をしている姿を
発見した神谷。

調査のために
会社へ戻ると、
梶もついて来た。

俺が勝ったら

真面目に

俺とのことを

考えろ

お前が勝ったら

今後仕事以外の

連絡はしない

わかった

先に手がかりを
見つけたほうが勝ち、
という勝負に出た。

結果、
梶は負けてしまう。

結(下巻)

今まで通りの関係に
戻った梶と神谷。

自分から
突き放したはずなのに、
未練を抱える神谷。

せめて会えない距離なら……
そう考えていたところ、
梶の父親が倒れ、
地元に帰省してしまい──!?

続きは本編で♡
(エンディングの種類:あまあまハッピーエンド)

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500字感想

カバーのデザインが楽しくて好き。
文字で伝えようとすると
ちょっと分かりづらかったので
書影をお借りして…

楽しい……読み終わってから
交互に並べ直すのが楽しい。
とてもいいデザイン。

どちらともつかない
意味深な表情だったり
ポーズだったりが
自然にそう見させるので、
デザインのみならず
里つばめ先生の
イラストパワーも強い。

実際、本編も
二人の関係が
上の並べ方から
下の並べ方へと
変わる過程を楽しむ物語なのです。

本当は真面目な恋愛がしたい
似非ビッチ(※セックスが好きなのは本当)と、
クソ真面目なノンケの話。

神谷の元カレ・杉本は、
悪気なく女を作るタイプの
バイセクシャル。

こういう人と付き合ったときに
傷つかないように、
神谷はあえてビッチな振る舞いを
しているのかなーと思わせます。
その結果、そういう男が
寄ってくるという悪循環。

その悪循環を断ち切る、
押せ押せな男・梶。

惚れたらガンガンアタックする。

押して押して押してダメなんだけど、
引いたときに神谷が意識するんです。

色気たっぷりに誘ったのに
乗らなかったり、
勝負に負けて
業務連絡しかしなくなったりすると
神谷が少し振り向く。
まさに「押してダメなら引いてみろ」な
恋愛模様でキュンとくる。

この梶という男、
言うことやること
格好いいんですよ。

神谷は恋人に
「本命です」
って言ってもらえる恋が
したかったはずで、
梶は雰囲気の良いレストランで
「実はこっちもカップルなんだよ」
って堂々と言ってのける。
こんな風に真剣に
神谷を大切にするし、
部下への気遣いもスマート。
そして時折かわいい。
よき攻め。

神谷も、よき受け。
仕事ができる美人眼鏡っ子、
なのに淫乱ってなったら
そんなん気になるに
決まってるじゃん……?

キャラの魅力もさることながら、
お仕事ものとしても
しっかりしていて
読み応えバツグン。

あと上巻が「どうせ続かない」の
モノローグで終わっているんですが
左下に「続く」って書いてあるの
なんだかじわじわくる。
実際、梶の想いは
「続く」しな……(満面の笑み)。

スピンオフ作品ではありますが
単体でも面白いですし、
この作品を面白いと思った人は
里つばめ先生の本を
全部買っちゃうので問題ないです。

仕事の風景が描かれている
リアルなリーマンズラブ、

キュンとくる駆け引きが
好きな方にオススメ!

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