| タイトル | 獣人とのセックスは違法です！ |
| 作者名 | よした |
| 出版社 | フューチャーコミックス |
| 連載状況 | 連載中 |
自他ともに認める超優良物件男・新井田 弦。彼が抱える特殊な事情、それは「前世で結ばれなかった恋人、一誠を探していること」。今世でならきっと結ばれると夢見ていたある日、目の前に現れた一匹のポメラニアンが一誠の姿に変身!?一誠はポメラニアン獣人として生まれ変わっていたのだ…！困惑するも、再会を喜び愛を育もうとするが…待ち受けていたのは【獣人保護法】によって獣人とのセックスが違法とされている厳しい現実…！それでも愛しい恋人のため奮闘する弦だったが―…!?
よした「獣人とのセックスは違法です！」 第１話 あらすじ
攻め：新井田弦（黒髪／26歳／サラリーマン／資産家の次男／イケメン／溺愛／スパダリ）
受け：一誠（天然パーマ／めがね／天然／健気／ポメラニアン獣人）
現世では結ばれないことを悟り、弦と一誠は心中した。
次に巡り逢ったときは幸せになれることを願って━━
時は流れ、20XX年。
生まれ変わった弦は、前世の記憶を持っていた。
一誠と再会することを夢見て、日々自分を磨いている。
その結果、自他共に認める「超優良物件」な男へと成長していた。
仕事を終えた弦が帰路を歩く途中、大型ディスプレイから速報が流れてくる。
「新たな種の獣人が発見された」
そう伝えるアナウンサーに、人々が色めき立つ。
獣人は今からほんの30年前に発見された存在で、まだ珍しいからだ。
しかし弦は一切動じることなく、黙々と自宅へ進む。
獣人よりも一誠のために時間を使いたかったのだ。
そこへ、一匹のポメラニアンが飛びかかってきた。
泥や葉で汚れた身体を抱き止めると、不思議と懐かしい感覚がする。
毛の色やふわふわの手触りが一誠に似ていた。
ふと我に返り、交番へ送り届けたが、帰宅したあとも気になってしまう。
最後までしがみついて離そうとしなかった姿を思い出しているうちに、
舐められた感触が前世の一誠の記憶と結びつく。
鮮明に想像できる淫靡な姿に耐えきれず、弦は自身の局部へ手を伸ばした。
深夜になり、外から犬の泣き声が聞こえてきた。
まさかと思いながらもドアを開ける。
すると、先ほどのポメラニアンが息を切らして待っていた。
追い返すつもりだったが、あまりに必死な様子に胸を打たれ、水を与えることにした。
水を飲み終えた途端、犬の様子がおかしくなり━━!?
続きは 本編 をご覧ください！
よした「獣人とのセックスは違法です！」 第１話 感想レビュー
ここからは、私・佐原カジカの感想レビューです。
ストーリー／イラスト／攻めキャラ／受けキャラ／シチュエーションの項目で思いつくままに綴っております。悪しからず。
ストーリーの感想
前世と現世で物語が行き来する構成ですが、読みやすかったです。わかりやすくまとめられていたので混乱することなく物語に集中できました。現世での絡みは違法になってしまうぶん、回想シーンで盛りだくさんにしてくれているのも嬉しい。ラスト気になるところで終わったのも良い第１話でした！
イラストの感想
人物も綺麗で犬もかわいい！
とくに受けちゃんの表情が素晴らしいですね……。めがね受けのフェチズムを大いに感じる。めがね越しの上目遣い、バックで致しているときのフレームの歪み。良きかな〜（昇天）
構図に関しては序盤が少し単調な印象（大ゴマで引き、中ゴマでバストアップの繰り返し）を受けたのですが、それによって中盤のエロシーンが引き立つカタチになっていました。今回の見せ場はここ、という部分がしっかり伝わってきたので、なるほどそういう演出か〜と納得。
攻めキャラの感想
はっ みっともなく舌だして おねだりして 犬みてぇだな
よした「獣人とのセックスは違法です！」（１）（16ページ、株式会社フューチャーコミックス、2021年）
分かりやすい属性を当てはめてしまうと「俺様」になるけど、どちらかというと頼れるアニキ的な俺様。そしてどこまでも受けに一途で受けのためにがんばる。そういった意味では健気攻めですね。エリートなので、政界へ進出して法律を変える流れになると良いな……！
受けキャラの感想
絶対見つけるよ 弦ちゃんのこと
よした「獣人とのセックスは違法です！」（１）（1ページ、株式会社フューチャーコミックス、2021年）
涙が似合うメガネ受けを見ることでしか得られない栄養があります。栄養満タンです。視点が攻めなので、かわいさが全面的に出ていて最高。第１話ではほぼ「キャンキャン」または「アンアン」しか言っていないので、この先どんな顔を見せてくれるのか楽しみですね。
シチュエーションの感想
ポメガバースのような、ポメガバースでないような。
気になったのが、舞台設定20xx年で「30年前から獣人が出没」ってなると遅くとも2070年代には獣人が発見されていることになります。50年後……あるか……？ と一瞬現実に還ってしまったので、年代は明記しないほうが良かったのではと思いました。まあ細かいことはかわいい受けを見たらすっ飛びます。かわいいのでヨシ！ かわいいは正義！
心中からの転生は独創性あって面白い反面、「今世も気に入らなかったから心中しよう━━ ☆次回作をお楽しみに！」とならないか心配。キャラクターによっては問題解決するより心中するほうが自然になっちゃいそうだなと。コミカルでポップな作品ですし、闇エンドにはいかないはず。第２話以降、「獣人との性行為は違法」の設定をどう活かしていくのか楽しみです！
そしてバナー広告、転生して人間以外になるBLが続きますね（前回の作品）。最近流行っているのか、ブックライブの中の人の趣味なのか……。紙媒体のBLコミックではそれほど量がないので、電子書籍の流行なのかもしれません。
よした「獣人とのセックスは違法です！」 一目で分かる作品紹介
作品の雰囲気が分かるチャート
コミカル←|―|―|●|―|―|→シリアス
さわやか←|―|―|―|●|―|→じめじめ
物語重視←|―|―|―|●|―|→人物重視
台詞重視←|―|―|―|●|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|―|―|●|→えちえち
現実主義←|―|―|―|―|●|→非現実的
特殊設定←|―|●|―|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|―|●|―|→受の良さ
怖いものチェックリスト
精神暴力……………………………×
身体暴力……………………………×
自傷行為……………………………◯
流血表現……………………………×
内臓描写……………………………×
近親相姦……………………………×
モブ強姦……………………………×
主役の死……………………………△
ホラー系……………………………×
リアル虫……………………………×
リバ表現……………………………×
修正について
コミックシーモアでは
白抜き＋ぼかし修正でした。
らくたしょうこ
『レンタルタマちゃん』
日々寄せられる住民の不満に疲弊する町役場の役人・矢澤は、癒やしを求めて「ねこレンタル」を利用することにした。
サービスに来たのは猫耳しっぽをつけた人間の“タマ”だった。
人間とわかっているのに、タマと過ごす時間は矢澤にとってかけがえのないものになっていく。
なぜ傷だらけの身体で、なぜこの仕事をしているのか？
本当のタマのことは何も知らなくて……
