αだけど受け【BLマンガ感想】よつあし『僕のハイスペック彼氏様』レビュー

作品名
僕のハイスペック彼氏様 
作者名
よつあし 
レーベル
ザ オメガバースプロジェクトコミックス 
あらすじ
平均的なサラリーマンの横道。彼が抱きたい相手は自分とは一味も二味も違う”一流の男”。
眉目秀麗、頭脳明晰、家柄の良い高スペック男性を喘がせたい!しかし普通の代名詞のような自分に抱かれてくれるハイグレードな男はなかなかいなかった。悶々とした想いを抱えたある日、横道は暴れ牛に襲われる。危機一髪、彼を救ってくれた男こそが横道の運命の相手だった。
“紫の牛の人”…烏丸 厚。
絶大な地位や権力を持ちあわせていることで世間からズレた思考を持つ若き社長・烏丸。
烏丸に一目惚れした横道は今度こそ恋を成就させるため、人生で一番の大奮闘をみせる。

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作品の雰囲気

コミカル←|●|―|―|―|―|→シリアス  
物語重視←|―|―|●|―|―|→人物重視
台詞重視←|―|●|―|―|―|→表情重視
けんぜん←|―|―|●|―|―|→えちえち
さわやか←|●|―|―|―|―|→じめじめ
現実主義←|―|―|―|―|●|→非現実的
特殊設定←|―|●|―|―|―|→王道設定
攻の良さ←|―|―|―|●|―|→受の良さ

攻めキャラ情報

横道 勇
 #茶髪 #小柄 #細身 #オメガ #会社員 #一般庶民 #バリタチ #正直 #明るい #優しい #おっちょこちょい

「僕はあの逞しい肉体からスーツ剥ぎ取って隆起する筋肉にむしゃぶり付きてぇんだよ!!」(45ページ)
「僕はバリタチだ! お清めセックス は僕がする!!! 」(85ページ)
「嫌われたくないよぉ…」(98ページ)
「このピュア大魔神め!クソ可愛い!!」(131ページ)
「ぐっちょんぐっちょんのトロットロになった烏丸さんのメスイキ顔を見てみたいんだ!」(153ページ)
「…フェロモンを使えばもっとエッチが上手くできるかと思って…」(174ページ)

出典:よつあし『僕のハイスペック彼氏様』(ふゅーじょんぷろだくと、2016年)

受けキャラ情報

烏丸 厚
 #黒髪 #長身 #筋肉質 #アルファ #社長 #セレブ #世間ずれ #天然 #ピュア #騙されやすい #男前 #スパダリ

「お前が傍に居てくれれば心強い うれしいよ!」(32ページ)
「横道には俺の知らないことを教わってばかりだ」(62ページ)
「安心しろ横道 俺が本当のセックス を味わわせてやる!」(107ページ)
「気にせず好きに食え 俺はお前が美味そうに食べてくれるのが一番嬉しい」(133ページ)
「マリっぺ今夜だけだぞ? 明日からは横道と2人きりで過ごさせてくれ」(161ページ)
「俺はちょっとやそっとのことじゃ お前を嫌ったりしないから」(183ページ)
「…見るな 照れるだろ…」(229ページ)

出典:よつあし『僕のハイスペック彼氏様』(ふゅーじょんぷろだくと、2016年)

攻めと受けの比較

年齢:攻<受
身長:攻<受
体格:攻<受
階級:攻<受
立場:攻<受

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よつあし
『僕のハイスペック彼氏様』

あらすじ

晴れた日の昼下がり、
町の中に現れた
一頭の暴れ牛。

激突されそうになった
横道(攻)を救出したのは、
スーツが似合う
ハンサムな男だった。

名前も言わずに
去ってしまった彼を
「黒髪の牛の人」と呼び、
胸をときめかせる横道。

翌日、横道の会社へ
ヘリコプターで登場した
黒髪の牛の人。
彼は新社長の
烏丸(受)だった。

セレブすぎるがゆえに
世間とずれた感覚を持つ
烏丸に対し、一般的な
庶民の感覚を
教えることになった横道。

この作品を読む!

よつあし
『僕のハイスペック彼氏様』

休日に水族館へ行くことに。
最初はベンツやSPを
引き連れていた烏丸だったが、
横道に教えてもらいながら
二人きりの「社会見学」を開始する。

夕食には横道が通っている
大衆食堂へ向かい、
初めての焼きそばや
枝豆を楽しんだ。

横道の
さりげない優しさや、
自分の知らない世界を
見せてくれるところに
惹かれていた烏丸は、
自分から告白。
次は「社会見学」でなく
「デート」をすることに。

そこへ、怪しいアラブ人の男が登場。
石油王である彼は烏丸を追って
日本までやってきたのだが、
とくに取り柄もない
オメガの横道との交際を知り、
邪魔をしに来たのだった。

誘拐された横道は、
暗い倉庫で傷物に
されそうになったが、
暴れ牛に乗った烏丸が
登場し、救出!

無事に危機を乗り越えたが、
セレブエリートのアラブ人から
「もう一度よく考えてみてくれ
 貴様と一緒にいることが
 あいつにとって幸せなのかどうかを」
と言われ、横道は悩んでしまう。
その結果──

続きは本編で

本編はこちら

よつあし
『僕のハイスペック彼氏様』

感想レビュー

スピード感のある
ギャグが楽しい、
「まさか!?」連発の
たのしいオメガバース。

闘牛・ジョセフィンも、
最初のシーンだけかと思いきや
肝心な場面では必ず登場する
強くて可愛くて良い子です。

メインCPは、
アルファのスパダリ受け、
オメガのバリタチ攻め。
とってもいい。
そして新鮮でしたね。

作中で横道も言ってますが、
オメガ男ってだけで
受け確定みたいなところが
たしかにあるので、
「バリタチオメガが
 スパダリアルファに
 ほだされて
 尻を差し出すパターン」
を少し疑っていました。
疑念を抱いたことを
よつあし先生に謝りたい。
ちゃんと最後まで
攻めに徹しているので、
そこも含めて良かったです。

本編では2回セックスしますが
最初のセックスで烏丸が
積極的に上に乗るのも
最高に好きでした。

そして上の起承転結では
意図的に省略した
「田中」というキャラを…
見てほしい…!!!
主人公の友人なんですが、
とてもいいキャラしてます。

スピンオフにこの
田中×エリートアラブ人の
話が入っているんですが、
そっちは正直わたしの性癖
ドストライクだった…。
思わぬ副産物。

ちょっと変わった
オメガバースを読みたい方へ、
ぜひともオススメしたい作品!

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よつあし
『僕のハイスペック彼氏様』

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