【オランダ映画】ミーシャ・キャンプ『BOYS/ボーイズ』感想レビュー
あらすじ:陸上部に所属するシーヘルは、チャンピオンシップ大会に向けて結成された強化チームに選ばれ、同じく選手として選ばれた自由快活で爽やかな少年マークと出会う。ある日、練習の後、友達と泳ぎに出かけ二人きりになったマークとシーヘルはお互いに引き寄せられるようキスをしてしまう。ガールフレンドのイェシカと会っていても、シーヘルの頭の中にはマークが浮かんでばかり。その気持ちは友情なのか愛情なのか自分でもよくわからない。戸惑うシーヘルをよそに、マークは自分の感情を大胆に、まっすぐに伝えてくる。どうしていいかわからないシーヘルは徐々にマークを避けていくが、チャンピオンシップ大会の前日ついに二人は喧嘩してしまう。生まれて初めて芽生えた抱えきれない自分の気持ちにシーヘルは胸を締めつけられる。たった1度の15歳の眩い夏、美しい時の中、少年は本当の恋を知る。