[攻め][年齢]大人

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【アメリカ映画】トラヴィス・ファイン『チョコレートドーナツ』レビュー

1979年、カリフォルニア。 シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。  正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。  母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。  世界の片隅で3人は出会った。  そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。  ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。  学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。夢は叶うかに見えた。  しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。  ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。  血はつながらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。  見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。
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【アメリカ映画】バリー・ジェンキンス『ムーンライト』レビュー

名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ"と呼ばれ、いじめっ子たちから標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中で、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに。
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お江戸のキャンディー | 広田レオナ

 深い森と川と滝に囲まれた小さな世界。ここは男ばかりの花のEDOワンダーランド。ある日EDO随一の美しさを誇る男花魁・白鳥太夫は、大衆人気No. 1のキャンディボーイ・フリ松と恋に落ちる。しかし時は恋愛禁止令、そしてEDOの町に奇病が流行る。恋の喜びに酔うフリ松に近づく白鳥太夫にそっくりな顔をした妖艶なお伝、フリ松の心変わりに打ちのめされた白鳥太夫の決断は…
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綾野剛の美脚を見ろ!映画「影裏」(大友啓史監督)ネタバレ感想・情報まとめ

今野秋一は転勤を機に移り住んだ盛岡で同じ年の同僚・日浅典博に出会い、心を許していくが……。
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完結すれば究極の名作【BLマンガ感想】フナむシ『瘢痕―ハンコン―』レビュー

「教員を辞めるのが先か、心身の限界を迎えるのが先か」 生徒想いの模範的な教師であろうと、日々の業務に勤しむ教師の西谷。 だが、過酷な長時間労働、保護者からのクレーム、言う事を聞かない生徒たちとの日々に、自分で選んだ道とはいえ次第に心が疲弊していく。 時々…誰の為に生きているのか分からなくなる。 そんな時、学区内で野良猫が人為的に殺される事件が相次ぐ。 保護者たちの間で「犯人ではないか」と噂されているのは、試験期間にしか登校してこない生徒、早坂だった――。
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ナマイキがかわいい【BLマンガ感想】折紙ちよこ『うちの坊ちゃまが可愛くない』シンプルレビュー

あらすじ:数か月前まで平凡なサラリーマンだった小西。突然のリストラに、付き合っていた彼女にフラれるわ、さらには友人の借金を背負うはめに。極めつけは火事で家を失い、不幸のどん底。いよいよホームレス生活が始まる覚悟をした小西の前に現れたのは美青年。ところが見た目とは違い横柄な態度。なんとその青年は大企業の御曹司!!そして連れていかれた先で小西をまっていたのは――!
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父の仇はジェントルマン【BL漫画】秋平しろ『青とジェント』シンプルレビュー

あらすじ:今日のゴハン代もカツカツな高校生の三浦直己。そんな直己の家が更なる経済危機に瀕している時、綾間京一というIT企業社長がテレビに映し出される。それはかつて父の店の立ち退きに関わった男だった。父さんの店を潰してのうのうと暮らすイケメン大金持ち! 自分とかけ離れた世界にいる綾間を知った直己は、とある作戦を閃かせるのだが…!?
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体格差にキュン【BLマンガ感想】依子『シュガードッグライフ』レビュー

あらすじ:低身長&童顔がコンプレックスな大学生・桜庭唯純は未成年と間違えられ警察官の天沢に補導されかける。学生証を見せことなきを得た唯純だったが、後日バイト先のコンビニで天沢と再会することに…。近くの交番で勤務している天沢は常連客となり、会うたびオススメの夜食を聞いてきた。馴れ馴れしい態度に「うぜぇ野郎だ」と思いつつも、食生活を心配した唯純は思わず「飯、作りに行ってやろうか?」と口走ってしまい、手料理を振る舞いに天沢の家へと行くこととなり――!?
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元AV男優の美人【BLマンガ感想】キタハラリイ『はきだめと鶴』レビュー/ドラマCD情報

映画館でバイトとして働く、元AV男優の澄川螢、35歳、フリーター。澄んだ川に蛍だなんてうすら寒い冗談の様な名前に、“綺麗”なんて言葉とは相容れない至極どうしようもなく堕ちた人生。毎週日曜日のレイトショー、螢の働く映画館にやって来ては螢のことを「ほたるさん」と呼びやたらと懐いてくる一回りも年下の男・岡崎準太に“綺麗”だの“一目惚れ”だのと言われつい口を衝いて出た言葉……。 「僕ね、今の映画館でバイトする前はゲイビに出てたの バリネコでハードなやつ」 綺麗だなんて 何も知らないくせに 馬鹿馬鹿しい――。
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究極の攻め【BL漫画感想】にやま『そんなに言うなら抱いてやる』レビュー

あらすじ:昼は冴えないヒラ社員。夜になれば、視線ひとつで腰を砕く“男たらし”。夜遊びを心から愛する男・裏川忍は、2つの顔を使い分けて人生を謳歌していた。馴染みのゲイバーに、いけ好かない営業部の“プリンス”、表屋ヒカルが来るまでは…! 以降というもの、毎晩のようにやって来るヒカルのせいで夜遊びも叶わない。ノンケのはずだが、どうやらお目当ては自分らしい。それならば。「1回くらい遊んでみるか? …安心しろよ。俺セックスうまいから」そうして一方は隠したまま、もう一方は知らないまま。夜だけの関係が始まった―――。